いつまでも夫婦仲良く過ごしたい嫌いにならないための過ごし方

夫婦関係

こんにちはmarupoです

 

いろんな夫婦を見ていると、仲が悪いという方の家の中は、なんとなく冷たいような重たい雰囲気が漂います。

 

家の中という狭い空間で、そこにいる限られた人間同士が不仲であったりケンカばかりする仲だと、部屋の明かりがついていても暗く感じるので不思議です。

 

一方、仲の良い夫婦のいる家の中は、なんとなくやわらかく暖かい感じがします。

 

人間にはそんな目には見えないような、気の流れのようなものがあるのかもしれません。

 

そんな仲の良い夫婦には「なるほど、だから仲良くいられるんだな」ということがあり、また仲が悪くなりやすい夫婦にもある特徴があります。

 

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そして仲良くできない夫婦に多いのが、たとえ相手に対して嫌だと思っても、それを「夫婦だから」と目をつぶって我慢したり諦めたり、またケンカなどを繰り返してしまいます。

 

本当は、今ずっと夫婦ケンカばかりするという方でも、そんな相手といつまでも夫婦仲良く過ごしたいと思い結婚したはずです。

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しかしずっと同じ場所で過ごしていれば、相手のちょっとしたことが気になりだし、それがだんだん大きくなってくるとやがてケンカや言い争いになってしまい、嫌いになるかもしれません。

 

コロナ離婚、熟年離婚を考えてる方は、その前にちょっとだけ今からお伝えすることを実践してみてくだい。

 

なんでもやってみないとわかりません。

 

よっぽど相手を裏切り続けるような偏った人なら、もう諦めても仕方ないですが、そうではないのならば、お互いの思い方次第で関係は修復されるものです。

 

夫婦という人間関係を大事にするには

この人とは相性がいいから、愛し合ってるから、気心知れた仲だから。

 

そんな気もちがあったからこそ、この相手となら幸せになれると一生のパートナーに選んだことと思います。

 

だからといって、ずっとその気持ちのまま一緒にいれることはありません。

 

しかし仲の良い夫婦は、その気持ちが続くような過ごし方をしています。

 

なぜなら一生ともに過ごしていきたい相手だからです。

 

ではいい関係を築いている夫婦は、普段からどのような過ごし方をしているのか、ここからみていきましょう。



 

【仲良し夫婦の過ごし方】

 

夫婦の家での過ごし方といえば、リビングという共有スペースと、夫婦共同の寝室で過ごすということがだいたい一般的です。

 

しかし仲良く関係を続けている夫婦は、家の中にそれぞれが個人の部屋をもっている、または一人きりで過ごせる場所をもっています

 

仕事から帰ってくると、その日あった出来事などを話しながら、リビングで一緒に食事をしお酒を飲みながらテレビを見たりします。

 

そして夜、だいたい決まった時間になると「おやすみ~」といい、そのあとはもうお互いが別の部屋で過ごすのです。

 

部屋にいったあとは、それぞれの自由時間です。

 

もちろん夫婦なので一緒に過ごす夜もありますが、普段はもう自分の部屋に入れば、そこはお互いが何をしていようと勝手です。

 

そしてそこからは何の干渉もしあいません。のどが渇けば自分で勝手に何か飲むし、小腹がすけば何か食べます。

 

これを思うと一見それこそ夫婦なのに、逆に別でいいの?ひとりになったら浮気相手とメールでもしてるんじゃないの?と思われた方もいるかもしれません。

 

もしそう疑うようでしたら、すでに相手に対して信頼していない証拠です。

 

もしくは、自分にやましいことがある場合にそう思いやすくなります。

 

しかし、自分だけの時間を大切にし合っている夫婦ほど、そんな浮気の心配よりもお互いの関係を良くすることを考えて生きています

 

またそれはお互いの信頼関係がもとですが、それと同じくらい愛する者同士なら大事にしないといけないことがあります。

 

それはお互いの距離感です。

 

仲が悪くなってしまう夫婦には、この距離感が曖昧なことが多々あります。



 

【夫婦にとって大事な距離感とは】

 

夫婦一緒に生活していると「ちょっとクーラーつけて」とか「リモコン取って」など、ちょっとしたどうでもいいことでも相手に頼んだりすることがあります。

 

旦那さんだと「おい箸がないぞ」とか「おれの着替えは?」などいう人もいます。

 

また出かけていたり、寝ている奥さんをわざわざ起こしたりして「俺の飯は?」なんていう人もいます。

 

そんなとき、それぐらい自分でやれよ!と思いながらしてあげる奥さんもいれば、きつくても旦那さんから言われる前に何でもやってくれる奥さんもいます。

 

エスカレートしてくると「ちょっと痩せれば?」とか「最近老けたな」など相手が傷つくことを言ったり、もっとひどくなると「バカ」など平気で言ったりします。

 

またずっと一緒にいても「夫婦でこれといって話すことがない」など会話がない夫婦もいます。

 

まだまだありますが、先にこれをひっくるめてまとめて言うと、日頃からこういった感じの夫婦は甘えと依存の強い関係です。



【甘えと依存の夫婦関係とは】

 

これは二人の距離が近いほど起こりやすく、自分と相手との間に境界線のようなものがないような関係です。

 

もし、これが職場の仲間や友人など自分にとって大事な人間関係なら、自分ですぐ手の届く出来ることをいちいちしてもらったり、平気で傷つくことを相手にいったりはしないでしょう。

 

大事にしている友人や仲間であればあるほど、心の奥まで踏み込み過ぎないという距離感を大事にしながら、その人の気持ちを優先したり尊重します。

 

なぜならお互いのことを大切に思っていて、良い気持ちで相手との関係を保ちたいからです。

 

そしてこれこそが夫婦や友人など関係なく、良い関係を築いていける人間関係の基準です。

 

仲良く過ごせる夫婦には夫婦だからこそこのような人間関係を基準とし、できるだけ自分のことは自分でします。

 

しかもそこには友人以上の気持ち、友情ではなく愛情があります。

 

そしてつかず離れずといった感じで、相手との間にほどよい距離感があり、愛情のもとお互いの気持ちを尊重し合います。

 

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そしてうまくいかない夫婦には、お互いに夫婦としての愛情はあっても尊重し合うことができません。

 

そして自分ができることも相手任せだったり、心に土足で踏み込んできて気持ちを傷つけるような言葉も平気ではきます。

 

そんなことができるのは、根底に「何を言っても夫婦だから」という気持ちがあります。

 

それは、夫婦という人間関係の捉え方を勘違いしているために起こります。

 

要はそんなひどいことを言う相手を夫婦だからという理由で許してしまうのです。

 

しかしそれは、いつのまにか「不満・怒り」というネガティブな思いとして膨れていくのです。



 

ただ嫌な相手からはなれて離婚をしても幸せにはなれない

 

いま夫婦関係が悪いなら、そのような甘えと依存の関係に気づき、変えていくことが課題となります。

 

もし離婚して誰か別のパートナーと一緒になっても、そこに気づかないままだとまた同じことをしてしまうでしょう。

 

嫌な相手がいなくなり、パートナー変われば自分の人生がかわるのではありません。

 

変わることが必要なのは自分自身です。

 

本当に夫婦仲良く過ごしていきたいのであれば、これまでパートナーにあたりまえにしていた言動を思い返し、自分の依存と甘えの生き方に気づいて人生を再出発していきましょう。

 

ということで今回まとめるとこうです。

 

 

まとめ

 

いつまでも夫婦仲良く過ごすためには嫌いにならない努力をすることです。

 

そして夫婦で嫌だと思ったことがあるなら、それを「夫婦だから」と目をつぶって我慢するのではなく「夫婦だからこそ」良い関係を維持しようと話し合うことが大切です。

 

そして大事なことはこの2つです。

 

①相手との距離感を大事にすること

 

相手の時間をお互いに大切にし、干渉せず踏み込みすぎない。またそれぞれの役割はありますが、自分でできることは自ら進んでしましょう。

 

②お互いに尊重し合うこと

 

仲良くできない一番の理由は、相手がすべて悪いのではなく、そんな相手を許したりあきらめたり、入ってはいけない心のスペースに土足で侵入させたことが原因です。

 

また依存と甘えの関係をやめて、尊重し合う生き方に変えていきましょう。

 

お互いそこに目を向け合いながら努力をしていくことが、いつまでも夫婦仲良く過ごせる秘訣です。

 

厳しいようですが、ただ相手に不満をもち、わかってくれないと落ち込んだり、だからといって何もせず「グチをいってすませたり」「めんどくさい」だけで済ませる人ほど夫婦仲が悪くなる原因でもあります。

 

そして収拾がつかなくなると、挙句には離婚してすませようとします。

 

まずはそこに夫婦としての努力があったか、お互いの意見をちゃんと言い、聞きあえる関係だったか、二人できちんと話し合いましょう。

 

二人で仲良く過ごしたいのなら、まずはお互いの非を認めて、相手にも自分にもチャンスを与え合うことが大切なことだと言えるでしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



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この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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