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「劣等感」の特徴
①すぐに他人と自分を比較してしまう
②理想が高すぎる
③自己肯定感が低い
劣等感を解消するための改善策
①自分が好きなことをまずは探してみる
②実践してみよう
「好きなこと」のとてつもないパワーとは
まとめ
こんにちは!marupoです
よく、みなさんも聞きなれた「劣等感」(inferiority complex)
誰でも「劣等感の一つや二つくらいあるよ!」って感じなのですが、ではその劣等感っていったいどこからやってくるのでしょうか
古典アドラー心理学の創立者アルフレッド・アドラーは、多くの神経症の患者さんを見ているうち、その「神経症」の原因は、その人のもつ「劣等感」からきていることに気づきました。神経症とは心の病をいいます。
そしてそれとなる問題点に劣等感を自分の中で過剰に埋め合わせをしているためにおこり得ていると考えました。
ということはこの「劣等感」を強く持ちすぎると、そのストレスからさまざまな障害を引き起こす原因となってしまう、ということなんですね。
けれどこの劣等感、実はアスリートや有名な方たち、人生の成功者といわれる人たちは、この劣等感を人より何十倍も持っていたそうです。
なので人がこのストレスを乗り越えて生きるエネルギーに変えることができると、努力次第では自分の人生で成功を成し遂げたり、望みを手に入れたり誰だってすることができるのです。
ということで今回はその劣等感とは、いったい何が原因でなぜ起こり得てしまうのか、しっかり理解しながら、解消するための改善策をお話ししたいと思います
「劣等感」の特徴とは
◎劣等感とは、自分が他人より劣っていると感じる否定的な感情◎
劣等感の強い人の特徴
①すぐに他人と自分を比較してしまう
劣等感の強い人は、なんでも人と比較したがる傾向があります。
例えば健康や容姿、性格や能力など自分にはなく他人がもっていたりすると、すぐに他人と自分を比較してしまい自分の方がその人より優れていないと落ち込んでしまいます。
「自分はあいつと比べるとダメな性格だ…」「私もあんな人のように素敵に生まれてきたかった…」など、自分を強く卑下してしまうのです。
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比較してしまう性格
このような場合の基本的な考え方には「自分のことをすぐ悪い方へと考えてしまう」という癖があります。
ネガティブ思考でいつも結果的に自分を責めて追い込んでいくようなパターンを癖としてもっています。
②理想が高すぎる
劣等感の強い人は、自分の中にとても高い理想をもっています。そのためそれがない自分自身に不満がたくさんあるわけです。
自分の中で理想と現実があまりにもかけ離れてしまうと、とてつもない不安や不満となり、結果、自分自身を苦しめてしまうのです。
理想が高すぎる性格
こちらは「なんでも完璧にしないと気が済まない」という、いわゆる「完璧主義者」の持ち主です。
自分のことだけでなく、いろんな場面で少しの間違いやミスを許すことができません。けれど、やはり一番の原因は「完璧でない自分」を許せず、それが劣等感につながっています。
③自己肯定感が低い
これは、その人が生きてる中で周囲に自身を否定されるようなできごとがあり、それによって自分の欠点ばかりに目を向けてしまい、自己の肯定感が持てなくなってしまったという状態です。
その否定される出来事とは、育った環境による世の中に対する「自身の偏見」からくるものもあります。
自己肯定感が低い人の性格
自分に自信がなく、失敗を極度に恐れています。
また「人に嫌われるのではないか」「ばかにされるのではないか」など常におびえて過ごし、これ以上ダメな自分を人に見せたくない、知られたくないという思いから、何かに挑戦することを選ばず、やらない選択肢を選んでしまいます。

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劣等感を解消するための改善策
①自分が好きなことをまずは探してみる
これは自分が好きだと思ったことならなんでもいいと思います。まず自分はどんなことが好きだったり得意なのか、ということを考え探してみましょう。
次に探すことができたら、それについてちょっとかかわってみましょう。例えばそのことに関して、スマホやネットで検索したり調べたりということをしてみましょう。また、それについて本屋さんにいったり直接お店へ行ったりすることもいいと思います。
②実践してみよう
実際にやってみることをお勧めします。なぜなら「好きなこと」とはその人の得意なことであり、才能でもあるからです。
例えば絵を描くのが好きな人は、まずは絵のことを思い、調べたり材料を買ってみて、そして実際に絵を描いてみましょう。
「好きなこと」のとてつもないパワーとは
まず、ここで大事なのは、「自分の好きなことを過小評価してはいけない」ということです。
自分の好きなことや得意とすることは、自分の気持ちを高めるいわば精神のエネルギーのようなものです。
その好きなことをしてエネルギーを消費している時間、その時だけは夢中になることができ、夢中になってる間はいつもの否定的な自分を忘れています。
これは簡単に言ってるようですが実はすごいことなんですよ。そしてそれだけでなく、自分の中で「好きなことをやっている」ことは自己の気持ちを高め、しかも続けていると自然と力も付き才能の幅も広がります。
毎日1時間、好きなことをやっていると、その一日1時間の間は、いつもの否定的な自分を忘れられます。
それを今度は2時間や3時間と徐々に増やしていき、そして少しずつ忘れる時間を多くしていくことが大切です。
そしてこれはなんといっても訓練なんです。訓練とは続けることに意味があるので、そういう意味ではストレスも伴います。
けれどこの場合のストレスとは、もともと自分の「好き」ということからきていますので、自分の中では「良いストレス」となります。
先ほどのエネルギーを使っていくらでも消費できます。しかもそのストレスが出れば出るほどエネルギーを生み出すことができ、気持ちの中に良い循環をつくるサイクルとなるのです。
なので「悪いストレス」に勝てる唯一の方法は、自分の好きから生み出した「良いストレス」をたくさんだすことなんです。
ただし、良いストレスを生むには、必ず前提に「好きなこと」または「得意なこと」が必須です。
なぜならそうでないことを頑張っても嫌になったり、無理をしたり、うまくいかなかった場合「やっぱり自分はだめなんだ~!」と自分を責めたり、自己嫌悪におちてしまい、結果、負の悪循環から出ることができなくなるからです。
🌼まとめ🌼
劣等感とは自信を卑下したり、責めてしまうような癖があったり、それによって心に悪循環をもって自分を追い詰めてしまいます。
けれどそれには、そうなった原因があるように、それを克服することで得られる偉大なものもあるということも事実です。
アスリートの方や成功者は、人の何十倍、何百倍もの訓練を繰り返し、それによって大きな結果を出しました。
そしてほとんどの方が、始めたもともとの理由が「自分の劣等感」からくるものだったそうです。
悪いストレスをばねにして、良いストレスにし、自分の劣等感に勝てるよう果敢に挑んだのです。
まずは一日10分からで大丈夫!
あなたの「好きなこと」は才能で有り、魅力です
ぜひこの世に出していきましょう