こんにちはmarupoです
人は、今すぐ取り掛からないといけないことがあるのに、なぜかやりたくない、やる気が出ないとなると、なにかと後回しにしたり「明日でいいや」とか「そのうちやろう」など思うことがあります。
また「毎日筋トレをやろう」とか「ダイエットを成功させる」、「仕事から帰ったら毎日1時間パソコンの勉強する」など、自分でどんなに目標を立てても、ついサボったりなかなか続かないこともあります。
たとえば、毎日帰宅後に1時間パソコンの勉強をしようと思っていても「今日は仕事が忙しかったから」「疲れたから」という自分なりの理由を言い聞かせ「だから今日ぐらいはしなくていい」と納得します。
また「今日、自分はあの人の言葉に傷ついた。くやしかったけどがんばった」という理由から「今日だけはがんばった自分にご褒美」という理由をつくり、せっかくダイエットをしているのに、大好きな甘いものをつい食べたりします。
このように、自分で目標を決めたにもかかわらず、それを毎日続けることができない人には、その都度自分なりの理由を考え、そして納得し「だからしなくていい」「今日だけ許す」という許可を自身に与えます。
しかし、せっかく目標を立てて頑張っていても、ちょいちょいこんなことをしていれば、いつの間にか「サボり癖」がついてしまい、最後は「途中でやめてしまう」ということにもなりかねません。
そして、これが目標を達成できなくする一番の大きな原因でもあるため、本気で目標を達成したければ、自分に言い訳やできない理由を与えない、ということが前提になければいけないのです。
また、どうしてもつい言い訳をしてしまうのには、日ごろから抱いている自分自身のイメージ(セルフイメージ)が低いことが原因のひとつでもあります。
なので今回はその原因を探り、セルフイメージを高めていく方法をみていきましょう。
セルフイメージが低い人は
言い訳がうまく天才的である |
目標を達成するには、自分自身にそんな言い訳を通用させないことが最も重要であり、そのために必要なことがセルフイメージを上げていくことです。
たとえ毎日やろうと決めてもついサボる、続かない、諦める、そんな人は他人には到底理解できないような、自分だけが納得するもっともらしいできない理由や都合のいい言い訳を考えます。
早く言えば、言い訳やできない理由をつくる天才なのです。
これは、突然急用が入ったり、どうしても外せない別の用事ができたなど、本当にできないのなら仕方ないのですが、そうではなく、できる状況なのに「しない」という場合です。
そしてとうとうやらなくなってしまうと、よく言われるのが中途半端で終わったや三日坊主となってしまうのです。
このように自ら立てた目標を自分自身で破ってしまうのは、その原因のひとつに、実は幼少時代の親や学校の先生などから、怒られたり責められ続けた経験が元になっています。
そして言い訳の天才になってしまうのは、そんな幼少期の柔軟な脳に、否定的な言葉を植えつけてしまったことが原因なのです。
自分が抱くセルフイメージは
心の土台から生まれる |
ほとんどの人は、幼いころ親や学校の先生から「どうしてこんなこともできないんだ!」などと怒られた経験があると思います。
たとえば算数の答えを間違ったとき、テストの点数が悪かった時、体育で跳び箱が飛べなかった時など、ほかにもいろいろあります。
また、そのときの自分は頑張っていても、結果が悪かったり失敗する度に、親や先生に怒られると「何で自分はできないんだろう…」と悩んでしまいます。
そしてそう悩んでいる時、実は自分の心が「どうして自分はこんなこともできないんだろう?」という「質問」を自身の脳に直接しているのです。
「なんでできないんだ?」
「どうして自分はこんなこともできないんだ?」
「なんでなの?」
「どうして??」
というような質問です。
そして人間の脳とは、Googleやパソコンの機能と同じようなスーパーコンピューターでもあるため、必死のその質問に対して、事実や状況を分析しながら、いちばん正しい回答をします。
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すると「どうして??」の質問に対する、脳からの正しい答えはこのようになります。
質問Q(クエスチョン)「どうして自分にはできない?」に対する
脳からのA(アンサー)答え
A「自分の頭が悪いから」
A「親に怒られるようなダメ人間だから」
A「バカだから」
A「運動オンチだから」
子どもにとっては残酷で否定的なのですが、これが脳というスーパーコンピューターからの、自分に対する真実の回答となります。
そしてその回答を受けた自身の心は、それが「答え」だと納得します。そうすると自分は「こんな人間」という印象を自ら心につくってしまうのです。
これが幼少期に作ってしまう心の土台となるのです。
しかしその心の土台は、無意識の中にあるため、自分では気づくことができません。
また、その否定的な自分自身をセルフイメージとして抱えて生きると「自分はダメだ」という思い込みを、見えない心の奥に常にもって生きてしまいます。
なので、何かやってうまくいかないとなると「どうせ自分はダメだから」ということを無意識に感じるため、それを諦めるために何か別の理由をあれやこれやと探しだすのです。
そしてうまい具合に理由が見つかると、それが自分なりに納得のいくような「言い訳」となり、その言い訳のおかげで「しない」方を選ぶことができ、そして安心するという癖が自然とついているのです。
それがその人のもつ思考の癖です。
そんな思考の癖は、自分で気づいてなおさない限り、成長してからも自分にとって難しい課題(目標など)や困難な状況、またちょっと面倒だと思うような場面に遭遇すると、すぐに「できない理由」を探すという癖をだしていきます。
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何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
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“ダメ習慣”に支配されたあなたの「怠け脳」が「働き脳」に生まれ変わります。
幼いころの柔軟な脳に、何かしらの否定的な言葉を植えつけられてしまうことは、親を選ぶこともできないし、それこそ仕方ないことかもしれません。
けれど親のせいにしていても、自分の目標や夢はいつまでも叶うはずはないのです。
しかし、自分のその思考の癖を変えていけば、それだけで自分の行動も変わっていくことはできます。
ただ、これまでそのような生き方をしてきたなら、よっぽど強い意志がなくてはどうしても難しいこともあり、またつらくなると「言い訳」をするため、強引にしようとしても、ストレスばかりが増えあまりよくません。
しかしわざわざそんなことをしなくても、実はとっても簡単な方法があります。
それは自分の脳にする質問を、これまで自然とやっていたことと違う形に変えてみる、というテクニックです。
「どうして?」を「どうすれば?」
に変えてみる |
毎日決めたことを実行できないと思ったときや、ついサボってしまいそうになったとき「どうしてできない?」という質問を脳にするのではなく「どうすればいいか?」という質問を、あえて意識しながらしてください。
すると自分のスーパーコンピューターである脳は、サボろうとする自分を「どうすればいいか?」という方向で、きちんと正しく答えを見つけていきます。
これまでの質問は「どうしてできない?」というものであったため、脳は「頭が悪いから」「ダメ人間だから」「バカだから」という答えを出していました。
しかしサボろうとする自分に、今度は「どうすればいいか?」というこれまでとは違った形で質問をすると、ではどうすればサボらないかという解答を脳は探し出していくのです。
そして大事なのは、人間の脳というのは、その人の心と連携しています。
なので過去にネガティブな出来事があり、それによって自分自身を否定的に捉えてしまうと、どうしても自分のセルフイメージは低くなってしまいます。
すると心は「どうして自分はできないの?」と、必ず脳に否定的な質問をしてしまい、そして脳はその答えを出し、その悲しい答えによって心はまた自信をなくすという悪循環を繰り返すのです。
なので、その悪循環をなくすためには、そこをあえて「ではどうすればいいか」という質問に変えるのです。
そのような問いかけを脳にすれば、サボらない方法を模索して、必ずその答えを見つけます。
そして方法を見つけることができれば、それによって自分がサボらずに済むため、やらなくてはいけないことを続けることができるのです。
そうするとそれが自分の自信につながり、「やればできるんだ」という思考ができるため、結果自分のセルフイメージを高めることができるのです。
ただ、自分の脳に「どうしてできない?」から「どうすればいいのだろう?」とたった質問の仕方を変えるだけでいいのです。
これだけで今までの答えとは全く違ってくるため、言い訳などを探してついサボってしまう自分から、サボらない自分へと変わることができます。
また毎日この思考を続けていけば、途中で諦める選択をしなくなるため、自分にもどんどんと自信がついていき、やがては目標を達成しようという意識へつながっていくでしょう。
まとめ |
今すぐ取り掛からないといけないことがあるのに、なぜかやりたくない、やる気が出ないという人は、なにかとそれを後回しにしたり「明日でいいや」とか「そのうちやろう」など思うことがあります。
たとえ毎日やろうと決めてもついサボる、続かない、諦める、そんな人は他人には到底理解できない、自分だけが納得するような、もっともらしいできない理由や天才的な言い訳を考えます。
なので結果はいつも中途半端で終わったり、三日坊主となってしまいます。
このように自ら立てた目標を自分自身で破ってしまうのは、過去に受けた否定的な記憶が原因です。
また、自己否定は自分のセルフイメージを低くし、「どうして自分はこんなこともできないんだろう?」という「質問」を自身の脳に直接してしまいます。
すると、脳というスーパーコンピューターからの、自分に対する悲しい真実の回答で自信を失うのです。
それを克服するには、「どうして?」から「どうすれば?」という感じに質問を変え、脳に自分の目標を成し遂げる方法を問うようにすることが大切です。
すると必ず脳はその答えを出すので、それを自分が実行さえすれば、やがて目標に近づくことができ、自信にもつながり、結果セルフイメージも高くなっていきます。
なのでもし叶えたい目標があるなら、壁にぶつかったときは必ず「どうすればいいか?」と自分自身にたずねましょう。
そうすることで、きっとあなた自身が、自分にとって一番最高の答えを必ず出してくれ、やがては成功へとつなげてくれるでしょう。
お読みくださりありがとうございました以上marupoでした