こんにちはmarupoです
大勢の人の前で何かを発表したり、また自己紹介や話をするときなど、どうしても緊張したりあがってしまうことがあります。
相手がひとりだったり、慣れた人たちだと普通に会話ができるのに、自分の知らない大勢の人の前だと緊張するため、大事な時など本当に困ってしまいます。
仕事や何か大事なとき、大勢の人を前にして、このように緊張してあがってしまっては、ちゃんと伝えることができず、何かと悔しいし落ち込んでしまうものです。
この「大勢の前だと緊張する」という主な原因とは、きちんと話そうという気持ちがあるためです。
そんなあがり症をなおしていくためには、この緊張する意味を知って、自分で乗り越えることが大切です。
では、そこを深く掘り下げながら、克服していきましょう。
なぜあがり症の人は大勢の前だと緊張するのか |
まず、あがり症をもつ人に多いのは、先ほどにも述べたように、きちんと話そうとする人がほとんどです。
その主な理由の根底には、自分を変な人に見られたくないという心理があります。
このような気持ちを抱える原因には、過去に人前で失敗した経験があったり、みんなの前で恥ずかしい思いをした経験など、それを無意識に思い出しているからです。
人は小学校のときなどに、みんながいる前で一人名指しで怒られたり、罰を与えられて廊下に立たされたり、大勢の前で恥をかかされたり、バカにされたり笑われたりすることが、多少は誰にでも経験があるとおもいます。
そのとき子どもの頃に受けた思いは、人によって多少は異なりますが、心が傷ついてしまう原因になることがあるのです。
今は、子どもの気持ちを平気で傷つける行為など、教育の場でそのようなことをする教員は、体罰や児童虐待と同等にあたあります。
もちろんそれは家庭内でも大切なことであり、基本的に大人が子どもの心を傷つけたり、自由な気持ちを奪うような言動は、もう決して許されない行為です。
むかしは間違った教育が多く、それが良いとされていたこともありましたが、そのときの子どもが大きくなって、いろんな障害を抱えてしまう原因になってしまった事実が多くあります。
なので本当は、子どもの心を傷つける行為などは、大人が先に気づいて絶対やってはいけないことだったのです。
今、自分は上がり症だ、大勢の人の前で緊張してしまう、という悩みをもつ人は、このように子どもの頃に、心ない大人の言動や周りにバカにされたりなど、恥をかいてしまったことで、自分の心が傷ついていたことが原因です。
しかしだからといって、もう過去には戻れることはできないため、そのときの思いは大人になった今の自分が乗り越えて克服していくしかありません。
では、大勢の人の前で話すとき、勇気をもつにはどうしていくことがよいのでしょうか。
逃げるか立ち向かうか |
大勢の人の前で話すというのは、普通の状態ではありません。
なので、講演やセミナーなど多くの人の前で話慣れてる人でも、やはり大なり小なりストレスがかかります。
ましてやもともと苦手だったり、初めてそのような場所に立つなどすれば、これは大変異常なほどのストレスとなり、人によっては体に異変を抱えます。
ただそんなとき、そうした状態に置かれると、人の心はそこから「逃げる」かそれに「立ち向かうか」という選択を迫られます。
すると、汗が異常にでたり、心臓の鼓動が早くなったり、言葉が上手くでないなどします。
そしてそれを「緊張する」ということだといいますが、実はそのような体の反応は異常ではなく正常だから起こることなのです。
しかし、このような正常な体の反応である「緊張」ということを、人は悪いことだと捉えていることが多いのです。
また、そのように「緊張は悪いこと」だと、自分も周囲も思い込んでしまっている人が多いため、いざ大勢の人の前にでると、自信を持つことができないのです。
けれど決して「緊張」は悪でも恥でもありません。ただ単に、人間の正常な反応なのです。
なので、ここを理解することが大きく今後を変えていきます。
それを理解出来たら次にやることは、その緊張する場面に立ち向かうことです。
それには、まず最初は少数からはじめていき、場数を踏んで慣れていくことです。
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これを繰り返すことで、少しずつ自分の中に自信がついていき、いずれはそのうち慣れて逆に人前で話すことも楽しめることができます。
そして緊張しやすい人の多くは最初から完璧にしたいという思いが強いためにそれが起こってしまうのです。
なので、完璧でなくてもまずはやってみる。これが自分の上がり症や緊張と戦い、克服していくもっとも適切な方法です。
そして、その完璧でありたい自分を捨てて、自らの緊張に対する「悪いイメージ」をすべて取り払うことを心がけていきましょう。
一旦開き直る |
やはりここまで頭ではわかったとしても、本番になれば緊張が襲ってくるのは避けられません。
そんなときは、一旦開き直りましょう。そしてこんな言葉を自分自身に言ってみるのです。
たとえばこのような言葉です。
「緊張して失敗したって、別に取って食われるわけではない」
「緊張して恥をかいても死ぬわけではない」
「うまく話そうとしなくてもいい」
「別に間違ってもかんでもなんでもいいや」
「頭が真っ白になったら、正直にそういえばいい」
「もし笑われたら、その場を盛り上げることができた!と思おう」
「誰も自分に期待なんてしていないから大丈夫」
「普段通りの自分で気軽にいこう」
本番前にこれをやると、自分の心は不思議と落ち着くものです。
そして、どんなに結果が満点でなくても、こんなことに挑戦する自分はすごい、もうそれだけですごいことだと褒めましょう。
最初は誰でも0からです。人によってはマイナスからのスタートの人もいるもので、初めから完璧にやれる人などいません。
要はそれをやるかやらないかにかかっています。
とにかくまずはやってみて、そしてそれがどんな結果だったとしても、とにかくやりはじめることができたら、自分に対して心から「素晴らしい!」と褒めまくりましょう。
そしてこれからは、どんなときも自分が自身の一番の味方になって「間違っても恥かいても全然大丈夫」と言い聞かせてください。
人にバカにされたり嫌われるかもしれない、ということを常に考えるより、自分を大切にし、自信をつけるという勇気を育てていきましょう。
まとめ |
大勢の人の前で何かを発表したりすると、どうしても緊張したりあがってしまうことがあります。
この主な原因とは、きちんと話そうという気持ちが強かったり、他人に自分を変な人に見られたくないという気持ちがあるためです。
自分は上がり症だ、大勢の人の前で緊張してしまう、という悩みをもつ人は、子どもの頃に心ない大人の言動や周りにバカにされたりなど、恥をかいてしまったことで、自分の心が傷ついていたことが原因です。
しかしだからといって、もう過去には戻れることはできないため、そのときの思いは大人になった今の自分が乗り越えて克服していくしかありません。
そのためには、勇気を振り絞って、そんな緊張する場面に立ち向かい、場数を踏んで慣れていくことです。
なのでまずは、そんな舞台に自ら上がり挑戦しやってみること、そのためには完璧でありたい自分を捨てて、自らの緊張に対する「悪いイメージ」をすべて取り払うことです。
また、どんなに結果が満点でなくても、こんなことに挑戦する自分はすごい、もうそれだけですごいことだと褒めまくりましょう。
本当に大切なこととは、人にバカにされたり嫌われないようにするという努力をするのではなく、自分を大切にし、自信をつけるという勇気を自ら育てていくことです。
そして、それが緊張やあがり症を克服する、最も良い方法だといえることでしょう。
お読みくださりありがとうございました以上marupoでした