イライラをものや人に向けてしまう「八つ当たり」な人の心理

ストレス

こんにちはmarupoです

 

人は、何かうまくいかないことがあったりすると、関係ないものや人に八つ当たりをしてしまうことがあります。

 

この「八つ当たり」は、自分のフラストレーションを発散させようとする働きから起こります。

 

フラストレーションとは…自分の欲求が何らかの障害によって叶えられないという状況と、それによる不満が同時に起こっている状態をいいます。

 

また、このフラストレーションがたまると、イライラした気持ちが続き、ストレスの原因となってしまいます。

 

そのため「八つ当たり」という攻撃行動によって、発散しようとするのです。

 

自分の欲求が叶えられない【不満】

⇩⇩

フラストレーションがたまる【ストレス】

⇩⇩

攻撃行動【発散】

⇩⇩

人やものに八つ当たり【ストレス解消】

⇩⇩

 

けれど人は、それぞれの個性の違いから、そのフラストレーションがたまりやすい人もいれば、逆にフラストレーションに強い人もいます。

 

では、人が不満や怒りを別のものや人にぶつけてしまうという「八つ当たり」をしてしまう人の心理とは、いったい何なのでしょうか。



八つ当たりをする人とは

 

この「八つ当たり」という攻撃行動は「フラストレーションを発散する」という目的があるのですが、それがささいなことでもたまってしまうという人は、そのフラストレーション耐性が低いという傾向にあるのです。

 

そのフラストレーション耐性が低い人は、幼いころから望むことを叶えられることが多く、欲求不満を感じたことが少ないという人にみられます。

 

そのような人は、子どものころに自分の欲求があれば、親や周りの人間から満たされることが多かったという経験が多々あるため、大人になってもあまり我慢をすることができないのです。

 

なのでそのフラストレーションに慣れていないため、何か不満が起こったとき「自分のせい」や「自分が悪い」と捉えることができなかったり、人やものにあたってしまうのです。

 

一方、逆にフラストレーションに強い人とは、幼いころに自分の欲求が叶えられなかったという人が多いのです。

 

なので、自分の欲求が叶えられない状況に慣れているため、何か自分の欲求が満たされず不満な場合でも「しかたない」と、現実を受け止めることができるのです。



八つ当たりの心理

 

人はフラストレーションがたまってしまうと、そのストレスが原因でイライラしたり、怒りの感情となってしまったりします。

 

⇩⇩合わせてお読みください⇩⇩

怒りという感情

 

そのうっぷんを攻撃行動で発散することを「八つ当たり」と呼びます。

 

また人がそのような気持ちになってしまったとき、そんな自分を守るために働く防衛機制という心理的な一面があります。

 



フラストレーションのストレスから起こる防衛機制

 

 

防衛機制とは、自ら受け入れがたい不安な感情や体験に対して、心理的安定を保とうとする働きのことをいいます。

 

そして、人はそのようなフラストレーションのストレスから自分を守るため、何か別のことに置き換えて気持ちを満たそうという「防衛機制」が起こることがあります。

 

その防衛機制の働きによって、フラストレーションを回避させているのです。その働きとは。

 

  *防衛機制の働き*

 

【置き換え】

 

たとえば、職場で上司に叱られた人が、言いたいことも言うことができず、その不満やうっぷんをためたまま帰宅したとします。

 

そして、帰宅した家の中で何か自分の気に入らないことなどがあると、その上司の不満をそこに置き換えて、家のことをしている奥さんに「おかずが少ない」や「部屋が散らかっている」などと当たり散らかして、自分の気持ちをスッキリさせるようなことをします。

 

これは、自分より弱い立場の人に向けられることが多く、上司に叱られてたまってしまった不満を、本来とは違うもの(奥さんへの不満)へぶつけることで自分の欲求を満たそうとするのです。

 

ほかにも自分を守るために、いろんな防衛機制の働きがあります。

 

【反動形成】

 

自分の気持ちとは反対の行動をとること。

 

たとえば、心の中では嫌っていたり、憎んでいる相手に対して、必要以上にやさしく振舞ったりする行動をとったりします。



【合理化】

 

うまくいかなかったことに対し、別の理由をつけて正当化したり、ほかのものに責任を転換すること。

 

たとえば、テストの点数が悪かったとき、それは悪いのは自分ではなく、体調のせいにしたり、通ってた塾のせいなどにします。

 

【退行】

 

堪えがたい事態に直面したとき、より幼い発達段階に戻ることをいいます。

 

たとえば、幼い自分に弟や妹が生まれたとき、それまで母親は自分だけの存在だったはずがそうでなくなってしまい、それはその子にとっては堪えがたく、今までひとりでできていたことができなくなったり、赤ちゃん返りをしたりするなど、そのように今より幼い発達段階に戻る場合なども防衛機制の働きによるものです。

 

【逃避】

 

空想や病気によって現実から逃れようとすることをいいます。

 

具体的な例では、人は、人間関係がうまくできなかったり、対人関係の不安などからひきこもりになってしまうことがあります。

 

そのようなつらい現実から逃れるために、空想の世界に浸ったり、心の病になってしまうことも、防衛機制という心理的な機能が働くためです。

 

 

⇩⇩合わせてお読みください⇩⇩

防衛機制という人の心の安全装置



まとめ

 

人は欲求が満たされないとき、そこに不満を感じる生き物です。

 

その欲求が叶えられないという状況と、それによる不満などが同時に起こっている状態をフラストレーションといい、その耐性が低いという傾向がある人は、自分以外の誰かやものなどに「八つ当たり」をして、ストレスを発散しようとします。

 

八つ当たりとは、人やものに対する攻撃行動です。なので、そんな人の対象になった人は、本来なら許しがたくたまったものではありません。

 

しかし八つ当たりをする人は、それを人にすることによって、自分の気持ちをスッキリさせているのです。

 

またこのような攻撃性の気持ちは、人間の本能的な欲求でもあるものの、普段は理性で抑圧されているものです。

 

なので、人を攻撃して自分の不満を解消しようとする「八つ当たり」的な人とは、我慢ができないわがままな人です。

 

それが、たとえどんなに立派な社長さんだとしても、どんなに裕福で人脈があったとしても、人に八つ当たりをするような人は、精神的に未熟な人である、といえるでしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



 

タイトルとURLをコピーしました