こんにちはmarupoです
現代、私たちの日々の社会生活では、誰もがさまざまなストレッサーに取り囲まれて過ごしています。
ストレッサーとは、ストレスの原因となる刺激のことをいい、強く受けてしまうと、心や身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
また、このストレッサーは大きく3種類にわけられています。
①物理的・生物的ストレッサー(環境・騒音・温度・ウイルス感染など)
夏の暑さが苦手、真冬の寒さがつらいなど、温度や湿度・天候、人によって快適温度が異なるなど、エアコンの温度
ウイルスや細菌などの感染、花粉症
電車や飛行機、人混みや外から入ってくる騒音や振動・声など
またこれ以外にも、日常になくてはならないけれど、どうしてもそれが苦痛だという人は、そこからストレスを感じることが多々あります。
②化学的ストレッサー(公害・薬物など)
化学物質や薬物、食品添加物といったものからくるものです。
排気ガスや汚染物質など、匂い・悪臭、目や喉に受ける不快に感じる刺激
インスタント食品や添加物が多く含まれている食べ物やお菓子類
色や味を添加物で作られたジュースやアルコールなどの飲み物など
③心理的ストレッサー(社会・人間関係など)
家庭環境・職場環境など、社会的な役割・人間関係や社会秩序の乱れ
そこから受ける不安・怒り・憎しみ・苦しみ・恐れ(恐怖心)・劣等感など
ただストレスは、できることならその原因となる根っこのもとを絶つことが、一番の解決法なのですが、それができないことが多い世の中です。
なぜなら今の社会では、これらのストレス源そのものを
まったくゼロになくすことなどできないからです。
では、このような場合は、どのように対処していくことがよいのか
ここから詳しくみていきましょう。
ストレスを軽減するには
ストレス・マネジメントが有効
ストレス源に対処する有効な方法といえば『ストレス・マネジメント』があげられます。
この、ストレス・マネジメントとは、自らストレスをコントロールし、少しでも軽減する方法のことをいいます。
またこの中でも特に、ストレッサーそのものに働きかけることを
ストレス・コーピングと呼んでいます。
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そしてこれ以外にも、ストレスに対処する方法として簡単なのは、これまでの発想を転換することです。
たとえば『ストレスをなくそう!』『ストレスは敵』という考え方自体、そもそもやめた方が人は楽でいられます。
そして、ただストレスを恐れたり除外しようとするのではなく
それを補うだけの『楽しみを見つける』という感じに考えを変えていくのです。
なぜなら、ストレスに耐えきれないという人は、どうしてもそこから頭を切り替えづらくなり、考え込んだり苦しんでしまいがちです。
しかし、そこにこだわらずに別の方に意識をむける
たとえば、自ら新しいことにチャレンジしたり、やったことのないことに思い切って挑戦してみることです。
すると、案外夢中になって、いつの間にかストレスを忘れてしまうことさえあります。
また、同じ出来事に対しても、そこにストレスを感じやすい人、そうでない人にわかれます。
たとえば
ストレスを感じにくい人は『楽観的』な性格であり
ストレスを感じやすい人は『悲観的』な性格です。
これは、特別どちらが善くて、どちらが悪いということではありませんが、悲観的な考え方だと、どうしても物事をよくない方へ考えてしまうことがあります。
ストレスを楽に受け止める
もともとの性格が、楽観的な人の場合は、ストレス自体を楽しむ余裕があります。
一方で、もともとの性格が悲観的な人の場合だと、ちょっとした失敗や人間関係などで落ち込んだり、考え込んだりしてしまいます。
これは、ストレス自体に弱いためにそうなってしまうのです。
なので、自分が悲観的な性格だと思う人は、そこを自らコントロールする必要があります。
そこでまずは、悲観的にならないための簡単な思考法(コントロール法)がこちらです。
①自分を否定的に捉えることをやめる
ときには、自分のいいところをひとつでも見つけたら褒めてあげる
②他人の目を気にしすぎない
他人より自分を優先し、欲求や要望を満たしてあげる
③完璧・完全さを求めすぎない
仕事や家事など、多少ヌケていてもモレがあっても、特別な支障はない、別に命までは取られないと理解する
また『がんばりやさん』や『いい子』でいる人も、ストレスをためやすい性格になってしまいます。
なので、がんばりやさんや、落ち込みやすい人などは
日々心穏やかに過ごしているか、悲しみはないかなど、まずは自分の心としっかり向き合うことが大切です。
そして、自らそんなストレスをコントロールするために
なにかネガティブな思いに心を奪われてないか、またそれに縛られてはないか確認してみることが必要となるでしょう。
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まとめ
人間とは、本来自由でいること、自分らしさがなにより大切です。
しかし、自身がなにごとにも悲観的であると、その思考によって自らの自由を奪い縛ってしまいます。
なにより今の社会では、誰もがストレスを感じることが多々あり
その原因となるストレッサー自体そのものを、根っこからまったくゼロになくすことなどできません。
そんな中で、自らストレスをコントロールし
日々ストレス・マネジメントしながら少しでも軽くしている人は、やはり上手な生き方をしている人といえます。
なのでこれを意識して、日々の生活に取り入れて過ごしている人
逆にほったらかしにしている人とでは、生き方に大きな差がでてきます。
なにより、こんなストレスの多い社会だからこそ、他人や環境ばかりのせいにせず
自らそこに立ち向かえるよう、ストレス・マネジメントをしていきましょう。
お読みいただきありがとうございました
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