なんとなく気分がすぐれない、沈んでいる…。
何かあったわけでもないのに、いつの間にか暗い気持ちになっていたりで、落ち込んでしまうということがあるなら、それは無意識にしてしまっている思考過多が原因です。
この無意識な状態とは、起きて行動しているときでも度々おこります。
たとえば、毎朝の通勤電車に乗っている時や、歩いているとき、食べているとき、テレビを見ているときなども、それに集中せずボ~~ッとしているようなことです。
そして、この「ボ~~ッとしている」ときに、今している行動とは何の関係もないことや違うことなど、無意識にあれやこれやと考えていたりするのです。
また気づいたら「いつの間にかネガティブな気持ちになっている」という人は、自らの『今』の考えや意識に集中できず、自分でも気づかないまま、ネガティブな思考の癖をダラダラと出していることがあります。
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とくに普段からいつも心に引っかかっていることや、改善しない悩み事がある場合、その「ボ~~ッ」としている間に無意識のまま思考過多に陥ると
自分でも知らぬうちに、いつの間にか心配になったり
急にため息がでてきたりなど、気持ちがどんどん沈んでいきます。
すると、せっかくの一日をそんな不安な気持ちで過ごしてしまい、心配事が頭から離れなくなってしまいます。
ネガティブの原因は思い癖からくる思考過多
人間にとって大切なことは、幸せな気持ちやいい気分で過ごすことです。
しかし思考過多になると、そんな気持ちを不安や心配の影で覆い隠し、ネガティブになってしまう原因をつくります。
無意識の思考過多とは、自分では意識しないまま、思考だけが勝手に暴走しているような状態です。
そしていつの間にか、なぜかわからないけど気分が落ち込んでしまうなら、日頃からの思い方や受け止め方、要は自分の思考の癖を客観的に見つけることが大切です。
しかし残念ながら『癖』というのは、なかなか自分では気づきにくく、わからないものでもあります。
ただ、自分の思い癖を理解しておかないと、いつの間にか知らぬうちに落ち込んでしまう原因をつくり、得体の知れぬ不安や心配事をさらに引き寄せてしまいます。
そして、そんな思考を無意識に繰り返していると、不安で夜も眠れない、食事も美味しくないという状態がおこり、最悪の場合には心の病を抱えてしまうことさえあります。
なので、こうならないためには、ネガティブになりやすい人ほど、まず思考過多を意識してやめることです。
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思考をオフにする
もし、ネガティブに陥っているなと感じたら、まずは意識して思考をオフにしていきましょう。
では、ごちゃごちゃとした思考をオフにするにはどうすればいいか
それは、五感をフルに使うこと。要は思考ではなく『感覚』の方に意識を集中させることです。
五感とは…
生きていれば誰しも自然と機能しているものです。
「目」でものを見る・「鼻」でにおいを嗅ぐ・「耳」で音を聞く・「舌」で味覚を感じる・「肌」からの感覚といった
視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚の感覚機能のことをいいます。
そして実は、この五感の感覚機能を思う存分喜ばせたり、楽しませることがネガティブに陥らない秘訣なのです。
人間は五感(感覚)をしっかり意識して使ってないとき、頭の中の思考ばかりに偏りやすくなります。
たとえば食事の最中、思考の方に意識が行くと、考え事ばかりが先に出てしまい、せっかくの美味しい食事を食べ終えても、何だか味がよくわからなかったりします。
また、テレビや本などを読みながら食事をすると、そっちにばかり気を取られるため、食べ物自体は胃に入りますが、「味わう」ことができなかったり半減してしまうため、食べたかどうかもよくわからなくなったり、逆に食べ過ぎてしまうこともあります。
これでは、どんなに美味しい料理を食べても、結果不健康を招いたり、何より味覚を楽しんでるとはいえません。
本当に人生を楽しみ、幸せを感じて生きたいなら、自分の感覚を喜ばせることに集中することが大切です。
では、ネガティブ思考に陥らないよう、人生を楽しくさせる五感の喜ばせ方を、ここからいろいろとみていきましょう。
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体の「感覚」をフルにつかって心を喜ばせよう
感覚を喜ばせると、実は「幸せを感じられる」体質に変化していきます。
すると幸せを引き寄せる人になっていき、人生を楽しく過ごすことができるのです。
五感(感覚)を喜ばせる方法
「空を見上げる」
ごちゃごちゃした思考の時こそ、晴れた空を見たり雨や雲を眺めたり、夜空にうかぶ星やお月様をただ静かにみます。
そして、自分の存在が広い宇宙の中の地球にいることを感じてみましょう。
「自然の中で深呼吸する」
海や川、山など緑のある自然の中で、深呼吸をしてみましょう。
そして目を閉じ、風の音を感じたり、水の流れる音を聞きながらリラックスし、心が安らいでいく気持ちを感じてみましょう。
また、日頃から意識して美しい景色や自然を眺めるようにすると、幸せを感じやすくなります。
「アロマ・バスソルトでお風呂を楽しんだり、温泉へ行こう」
好きな花の香りや、天然の樹の香りは、脳や自律神経にとてもよい効果があります。
頭の中がネガティブな雑音でいっぱいなときは、お気に入りのバスソルトやアロマで暖かいお湯につかりながら、心地よく五感を楽しませましょう。
香りが良く気持ちいい入浴は、心を癒しストレス軽減にもっとも素晴らしい効果を発揮します。
また、お休みの日などは自然豊かな天然温泉にはいって、身も心もリラックスしましょう。
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「食事は集中して食べる」
食事中は、とにかく食べることに集中しましょう。
ひとつひとつの具材を口に入れ「じっくり味わう」ことを意識します。
また、野菜やお肉などきれいに盛り付けたり、スパイスやハーブを使えば
味覚だけでなく、視覚や嗅覚からも五感を刺激し楽しむことができます。
そうやって、食事を美味しく楽しむことができれば、それは幸せを感じている証拠です。
普段忙しい人や、ネガティブに陥りやすい人ほど、食事の時間は大切にしていきましょう。
まとめ
特別何かあったわけでもないのに、気づくとなぜか気持ちが沈んでいる、ネガティブになっている。
このように、いつの間にか暗い気持ちになっていたり、落ち込んでしまうということがあるなら、それは無意識にしてしまっている思考過多が原因です。
そんなとき、心と体は離れています。要は自分の思考と感覚に距離があるのです。
行動は全く違うことをしているのに、それとは別のことを無意識にボ~~ッと頭で考えすぎているのです。
すると、ネガティブがさらなるネガティブを呼び、不安や心配事を膨らませていきます。
なので、そんなときは思考過多になりすぎないように、五感をフルに使い感覚を喜ばせることを意識しましょう。
感覚が喜ぶこと、それは『自然』な状態を楽しむことです。これを思いっきり五感で感じるのです。
もともと人間という生き物は自然の産物です。なので、できるだけ自然に触れたり感じたりすることが大切なことなのです。
また、逆に感覚が苦しむこと、それは『ストレス』です。
人間が進化していくことは、本当に素晴らしいことではあります。
しかしそんな中、人工的なものや加工されたもので溢れかえってしまい、自然を近くで感じる機会も減ってしまいました。
また、今の世の中生きていくためには、どうしても生活のためお金が必要です。
そのため、強制的に多忙な毎日を強いられ、そこから心に余裕がもてなくなり、心配事や不安ばかりで頭を埋め尽くしていく人が増え、結果的に心の病を自らつくる原因をつくってしまいました。
なのでもし、ネガティブに陥っているなと感じたら、まずは意識して思考をオフにして、意識して五感(感覚)を喜ばせる癖をつけていきましょう。
すると、今までネガティブの影に隠れていた安らぎを全身で感じることができ、これまでとは違った幸せを感じられる生き方ができるでしょう。
お読みいただきありがとうございました
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