テーマ
信じてた相手に裏切られた

・「信用」と「信頼」の違いとは
人に裏切られたと思う本当の理由とは
・人に騙されやすい人の特徴
・「期待」をしてしまう理由と原因・対策
・まとめ
こんにちは!marupoです
ある程度人は生きてると、その人生の中で一度や二度くらいは、人に「裏切られた」という経験があるのではないでしょうか。それは恋人だったり、友人だったり。
過去に一度でも「人に裏切られた」というショックな経験をしてしまうと、その後はなかなか人に対して素直に心をひらけません。
そのため人間関係もうまく作れなかったりします。
けれどこのままだと自分自身も嫌になったり、人に褒めてもらっても何か裏がありそうだとか、そんな感じで人を信用することができないため、つねに疑心暗鬼で過ごさないといけなくなります。
この気持ちのまま人生を過ごしていくのは、やっぱりストレスになってしまうでしょう。
けれど実は「人を信用できない」とおもっているのは、自分自身の思い込みからきていることがほとんどなんです。
その一番の思い込みとは相手に対して「期待をしていた」からなんです。その部分を少し自分でわかってあげると、きっと過ごしやすくなるはずです。
では人を信頼することができないと思ってしまったら、どうすることがいいのでしょうか。
相手に対して期待することと信頼することの違いなど、心理学を交えてその気持ちの原因を探りながら改善策をお話ししたいと思います。
信じてた相手に裏切られた
人はいつも過去の経験から学ぶものです。
なので「人を信用できない」理由も過去に「信じてた人から裏切られた」という出来事があったからだと思います。
それはたった一人の裏切りから、その人の今後に「人を信用できない」という概念を植え付けてしまったことによるものです。
けれどそれではこれからの人生寂しすぎます。では人に対してそんな「信用しない」気持ちをなくす方法ってあるのでしょうか。
実はあるんです。
それはいったい何かと言うと、それは相手に「期待」をしないということことなんです。なので単純に相手に対して「期待」をしなければすむことなんですね。
そして人に対して「信用する」「信頼する」。
人間関係ではこの二つがカギとなっております。まずはここで一度、この二つの違いを確認したいと思います。
「信用」とは、相手の過去を信用すること。
これまでにその人が築き上げてきた、何らかの実績や成果を必要とします。
たとえば、その人の事実の行為や実績、または作品といったものに対して、ほかの人から「素晴らしい」と評価を受けたとします。
その後も変わらず良い仕事や作品をつくれば、この人に仕事や作品作りを依頼したり任せることは「大丈夫」だと人は判断します。
そうやって、その人のそれまでの過去の行為や業績などから「この人は信用できる」と判断することをいいます。
「信頼」とは、相手の未来を信じて頼ること。
一方で信頼することとは、そうしたこれまでの信用、過去の実績や業績、またはその人の人間性などから「今後もこの人になら仕事を任せても大丈夫だろう」「今度の仕事もちゃんとやってくれるだろう」と、これから先の未来を頼れる人のことをいいます。
なので、人から信頼されるには、まずその人の信用がなければできません。 |
人に裏切られたと思う本当の理由とは
人に騙されやすい人の特徴
もし、出会ってまだ間もない恋人や友人、仕事関係の人などとこれからお付き合いがはじまる、となったとき、できるだけその人間関係を長続きしたい、良くしたいと思うはずです。そのときに大切なことは、まず相手がどういう人なのか、ということを自分の中で知る必要があります。
そこで大事なのが、先ほどにも説明のあったように「信用」から相手を知り、⇒⇒「信頼」でこの人となら大丈夫、という気持ちにたどり着かなければ、本来仲良くできるということはなかなか難しいでしょう。なぜなら相手の表面的なことだけでは信用できるかどうかわからないからです。
たとえどんなにSNSの紹介欄に「自分は○○の実績があります!」などと掲載されていても、実際はその人と会って人間性や実力を確かめないと本当の「信頼」は生まれないと思います。
嘘を言ってる人もいれば、ちゃんと正直に言ってる人もいます。
ただ、最初から人を騙すつもりの人からすると、その人を信頼するための確認を怠ったまま「この人は信頼できる」なんて思わせるのが得意です。
そして相手を信用させたら、悪いことでだます方は思うツボです。
よく、「人に騙された!」という人は、そこを自分の思い込みで判断し、その表面的な部分だけを信用して「信頼」を飛び越えて相手に期待してしまうのが一番の原因です。
なので人に騙されないようにするには、「信用」⇒⇒「信頼」の順番を必ず確認しながらお付き合いをするようにしましょう。
「期待」をしてしまう理由と原因
たとえば恋人に対して「私だけを見つめていてほしい」「自分だけを大事にしていてほしい」
仕事の場合「こんなに遅くまで頑張ってるのに、給料上げてくんないのかよ」「勤務時間もう少しどうにかなんないかな」
自分なりに頑張ってたら、誰だってこのくらい思うかもしれません。
けれどこの気持ちこそが相手側に対する「期待」です。どういうことかというとこうです。
自分の都合のいいように相手をコントロールしたいと思う欲求
相手に言葉で伝えたのならまだしも、この場合は自分の心の中で勝手に思ったこと、そして「そうなればいいな」という欲求があります。
けれど相手は超能力者でもなければ、魔法使いでもありません。
その人の思ってることなど、心の中をのぞけるわけではないのでわかるはずもありません。けれど、そう思った方は自分のその思いから「こんなに思ってるんだからわかってほしい」という気持ちを抱いています。
そしてその思いが伝わらなかった、思った通りにならなかった時、相手に対して「怒り」となってしまい、「信用できない」という気持ちにつながるのです。

先ほどの恋人の場合、「私だけを見つめていてほしい」「自分だけを大事にしていてほしい」と思っていたのに、彼は見事に裏切り、浮気をしてしまったとしたら彼女はショックで怒りに満ち、その後はもう相手を信用することができなくなり別れてしまうことでしょう。
そしてそれが引き金になり、恋人を作ることにも自信を持てなくなるかもしれません。
けれどもし、最初の「私だけを見つめていてほしい」「自分だけを大事にしていてほしい」この部分の期待を完全に持っていなかったら、彼女は浮気をした相手に対して「こんな奴だった!」だけで終わるのではないでしょうか。
多少のショックはあるかと思いますが、相手に期待してない分、自分の立ち直りも早いでしょう。
要は期待のない分「落ち込まなくてすむ」からです。そして相手に期待しないということは=依存をしない、ということなんです。
たとえそこに相手に対する「愛情」があろうと「友情」があろうと、相手に「期待」するのは、実は自分の甘えや依存が原因、そして「寂しさ」からきているのです。
🌼まとめ🌼
相手を信用できない。もしそう思うのであれば、まず自分の気持ちが相手に対してどう思って接しているか、そこに大きなポイントがあります。
それは相手に対する「期待」を持っていることが一番の原因だからです。
なので相手に期待することは自分の「弱さ」でもあるのです。

↓↓合わせてお読みください↓↓
なので最初からどんな相手に対しても期待をしない気持ちが大切です。
期待は自分勝手な思いでもあります。
もし、本当に相手のことを思っているなら、そこは自分の勝手な思い(期待)を挟まないことです。
そしてそこから徐々に「信用する」こと、そして「信頼」につなげていく。そして初めて「信頼関係」が生まれます。
これは「疑ってかかれ」という意味ではありません。「こんなこともある」「こういう時もある」という自分が知らなかった相手の本質を理解する術でもあります。
そこを理解して人と接していけば、たとえどんな目にあおうと、立ち直ることもできますし、また別の人とお付き合いするときでも、同じことをされるかもなんていう恐怖心もわかないはずです。
なぜなら人間は一人ひとり違いますし、違う人間に同じことを思っても一緒ですから。なのでそう思わないための自分になりたいのなら相手に期待をしないこと。
それが最初のスタートです。