太った妻を女として見れない夫と肥満の原因夫婦関係を良くするために

健康

こんにちはmarupoです

 

結婚してから、妻がどんどん太った。

 

星の数ほどもいる人々の中でめぐり逢い、そして心を惹かれ、生涯のパートナーとして選んだ妻。

 

しかし、ときを重ねるごとにぶくぶくと太ってしまったそんな嫁を見るのがつらい…。

 

若いころはかわいく、性格も良く、今もずっと同じだと思いたくても、あまりにも見た目が変わってしまうと、それが悩みとなりストレスとなってしまいます。

 

世の中には「太っている人が好き」というった趣味嗜好の方もたくさんいます。

 

しかし、自分はそうではないという人をのぞけば、このような自分の奥さんに対して、悩みを抱えている旦那さんが世の中には多いのです。

 

こんなことをいうと「見た目で判断する旦那が悪い」などと嫁側から言われそうですが、しかしそれは太っていることに対する完全な言い訳開き直りでしかありません。

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私marupo自身も太った時期があり、そのとき言い訳ばかりするような、そんな経験がありました。

 

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太った自分におさらばだダイエット心理学講座

 

たしかに奥さんも、出産後に産後太りになったり、毎日の家事育児でストレスもたまります。また経験者なら、それがどんなに大変なことかみんな知っています。

 

だから「太っても仕方ないこと」かというとやはりそうではなく、肥満は健康上の問題を起こしたり、夫婦関係にヒビが入る原因にもなってしまいます。

 

そして見た目とはとても大切です。それはパートナーのことを「どれだけ思っているか」という愛情の深さへとつながることでもあるからです。

 

なぜなら、ずっと仲が良い夫婦ほど、お互い見た目もきれいにしています。



それは相手からいつまでも好かれる自分でいたいからです。

 

そんな人ほど、自分の健康に気を使ったり、キレイでいるための努力をしています。

 

そしていつまでも愛し愛される関係を大切にしようとしています。なぜならやっぱりパートナーが大好きで、そんな相手とずっと幸せに過ごしていたいからです。

 

逆にいえば、いつまでもパートナーと幸せに過ごせるよう、健康でいようと考えたり、年齢に沿って美しくあろうと、そのための努力を夫婦ともどもその意識を持ち怠らないようにしているのです。

 

では太ってしまう人と、そうではない人との一番の違いはなんでしょうか。

 

それは「自己管理」と「愛情」です。それは体だけでなく、心の健康維持も続けていて、そんな人は自己管理をきちんとし、常にお互いを思い合っています。

 

そして、太ってしまうと「肥満」「成人病」といった健康上のリスクだけではなく、夫婦関係にもヒビが入りやすくなります。

 

ではそうならないためにも、大事なパートナーといつまでも健康に幸せに過ごしていくために、肥満になってしまう原因や心理を探りながら、改善していく方法をみていきましょう。

 

 

体型と性格は一定の関連性がある

 

太っている人の多くは、そんな自分を変えようとダイエットを試みた経験が、一度や二度だけでなく何度もあるかとおもいます。

 

しかし「次こそは!」と挑んでも、なぜか努力もむなしく失敗を繰り返し、気づくと食べてる悲しい現実で、いまだに太っているままの状態を続けざるを得ない人も多いのが現状です。

 

しかし、なぜダイエットに成功する人と、そうでない人がいるのでしょうか。

 

どうしてもダイエットが続かないという人、肥満型の体型をもつ人の性格に、ある一定の特徴がありました。

 

なので健康的な体型を手に入れるためには、そこに気づいて自分で変えていく必要があります。

 

ドイツの医学者で精神科医クレッチマーは、その豊富な実例から、人の気質や性格を研究し「性格と体型の関連性」を提唱しています。

 

【クレッチマーによる肥満型に多く見られる性格】

基本的には温厚な性格。しかし躁うつ気質で落ち込みやすい。

 

良い点…明るく社交的な人が多く親切で温厚。ユーモアがあり楽しいタイプ。

悪い点…ムラっ気がある。気分の波が大きく、突然落ち込んでうつ状態になりやすい面がある。

 

このように、肥満型の性格の特徴として、周囲からの印象は温厚で、幸せ体質な人だと見られがちですが、気分にムラっ気が多く落ち込みやすいといった研究結果がでています。

 

それに基づいて考えていくと、肥満型の人がダイエットの失敗を繰り返してしまう原因が見えてきます。そして心理的に分析するとこのようになります。




たとえばお腹が空いた時、まずは日常での生活パターンの場合

 

⇒空腹に対するストレス・または仕事や人間関係からくる悩みストレスに対して

⇒そのストレスを解消するため好きなものを食べる

食べたことで「幸せを感じる」「落ち着く」また自分のストレスに対して「お腹いっぱい食べると幸福感がでて、そのときだけ悩みが解消されたような気になる」

 

肥満になる人の多くは、その自分のストレスを「食べること」で解消するパターンが日常での基本にあります。

 

では、そんな食べることに幸せを感じるような人が、いざダイエットをしようと思ったらどんな心理になるのでしょうか。

 

食べたい時に食べれないというストレスを感じる

食べないと体がもたない、ストレスを解消できないという思い込みをもつ

美味しいものをお腹いっぱい食べることによって感じる「幸福感」がなくなってしまうという恐怖心

 

このように、食べることのできない状態にストレスを感じるため、またその恐怖心から我慢をすることができずに、ダメだとわかっていても結局食べてしまうのです。

 

ここに、肥満型の人がダイエットに失敗してしまう、大きな原因があるのです。

 

 

しかし、実はそのもっと奥に本当の原因がある

 

ダイエットでうまくいかない原因はひとつだけではありません。肥満の人は、実はそのもっと奥に本当の原因があります。

 

それは「悩みをひとりで抱え込んでしまう」という性格です。

 

肥満型の人は「人がいい」という人が多いのです。

 

なのでその見た目とは裏腹に、実は繊細でストレスを感じやすい人が多く、それを食べることで解消しているだけなのです。

 

そこで大事なのが夫婦という関係です。

 

夫は、ただ太ってしまった奥さんを見て嘆くのではなく、本当はもっと寄り添う気持ちで接することがとても大事なのです。

 

結婚して太った奥さんを、そもそもすべて奥さんだけのせいにしているのは間違いです。

 

これまで小さいことや悩みなどあっても、全ては旦那には言えず、そんな寂しさや不満からストレスをためていたかもしれません。

 

または忙しすぎて、夫婦の時間が持てず、話す機会もなかったりも原因のひとつです。

 

それを夫にうまく伝えられず、ケンカを避けようと、自分の気持ちを犠牲にした結果、食べることに走ったのかもしれません。

 

夫婦どちらかが肥満だという場合、気づかないうちにどちらかの意見に偏っていたり、一方通行ですすんでることが多いのです。

 

太っている奥さんが嫌なら、一度ここを見直し夫婦で確かめ合い、お互いに言いたいことをいえる関係をもつことが大切です。

 

なので改善策としてまずはダイエットの前に、夫婦として本当の気持ちを確かめたり、普段これまで言えなかった感情を出したりなど、お互いに相手を思いやるところから見直していきましょう。



 

まとめ

 

肥満の人はとにかく食べることが好きなので、落ち込んだときはよけいに食べたり飲んだりすることで解消したり、幸せを感じたりしているのです。

 

クレッチマーの分析にあてはめると、肥満型の人はその温厚な性格から、対人関係で悩みやストレスがあってもあまり人とぶつかろうとせず、抱え込むことが多いのです。

 

そのように人とぶつからず温厚に見えるのは、周囲から心の広い人という感じに見られる傾向にあります。

 

なのでそんな性格に甘え、奥さんのストレスや不満から目を背けるのは、肥満にさせるもっとも大きな原因です。

 

肥満型の人は、自分のストレスを食べることで解消するため、太ってしまいます。

 

またダイエットをするということは、その食べることで幸せを感じられる思いがなくなってしまいます。

 

結果、食べられないとう恐怖心を生んでしまうことから、我慢をすることができずに、ダメだとわかっていても結局食べてしまうのです。

 

しかしそのストレスを受け止め合い、パートナーの気持ちを大切にすることで病気や肥満は遠くなるものです。

 

いつまでも愛し愛される関係を大切にしようとしている夫婦は、そこをお互いに理解し合って支え合っています。

 

なぜならやっぱりパートナーが大好きで、そんな相手とずっと幸せに過ごしていたいからです。

 

太った妻を「女として見れない」と嘆く前に、夫婦関係のあり方を一度きちんと見直し、振り返りましょう。

 

どんなことにも原因があり、夫婦関係だと太った相手だけが悪い、というものではすまされないのです。

 

それは、夫婦として愛情を確認する大事なことでもあり、お互いをパートナーとして選んだそれぞれの責任でもあるのです。

 

なので大事なパートナーと一生楽しく健康的にすごすためには、お互いの思いやりと愛情が一番大事だということを、常に心掛けていくことが大切でしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



 

お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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