こんにちはmarupoです
嫉妬の感情は誰もがもっていて、人間である以上避けられないものです。
しかし嫉妬をすると、人の心の中は「悲しみ」「悔しさ」「つらさ」など負の感情でいっぱいになり、おだやかではなくなってしまいます。
またそんな気持ちでばかり過ごしていると、自分が嫌になって自己嫌悪に陥ることもあります。
嫉妬の感情が芽生えるとき、たとえば恋愛関係だと、恋人が別の異性と楽しそうに話しているのを目撃したり、また浮気を知ったときなど、心は怒りに満ち嫉妬心でいっぱいになってしまいます。
また仕事などでも、自分が一生懸命にがんばっていたにもかかわらず、ライバルが先に成功してしまうときがあります。
そんなとき、自分の心は「羨ましい気持ち」と「悔しい気持ち」で気が狂いそうになることもあります。
また、友人が自分よりいいものをもっていたり、容姿に対して妬んだりするときも心の中は嫉妬心でいっぱいです。
このように、嫉妬心はネガティブな感情でしかないのです。
なのでこの負の感情を常にもっていたり、嫉妬心がひどい人などは、いつも心が不安定で暗い気持ちになりやすいのです。
また、この嫉妬の感情は誰もがもっていても、それを上手に解消できないと、あるいけない「負の行為」をとろうとします。
その負の行為とは相手を自分の不幸な境涯まで引きずり落そうとすることです。
そして、その相手を自分より不幸にさせようという気持ちが芽生え、嫌なことばかり考えて行動してしまうのです。
そうすると常に不安や恐怖心を抱いてしまい、精神的にも不安定な状態を生みます。
そしてその感情は、心や身体の病まで引き起こす原因となってしまうのです。
では自分が嫉妬の感情にまみれてしまったとき、人はどうすればよいのでしょうか。
今回はそのような嫉妬心を詳しく探りながら、改善策をみていきましょう。
嫉妬心を探るとそこには必ず独占欲がある |
嫉妬の感情は、好きな人からの愛情や仕事での名声地位など、あるものや人を自分のものにしたいとき、または独占したいと思ったときに芽生えます。
そして「嫉妬」と「独占欲」は、いつも隣り合わせで起こります。
しかし嫉妬や独占欲が強いと、その不幸な感情に自分が縛られてしまい、またその気持ちから相手も縛ろうとします。
嫉妬とは…
自分のものだと思っていた愛情などが、自分以外の人に向けられたときなどに生まれる「恨み」や「憎しみ」など負の感情
また他人が自分より恵まれていたり、優れていることに対する「羨み」や「妬み」 |
独占欲とは…
愛情や欲に対して「自分のものにしたい」「ひとりじめしたい」という思い。
この独占欲が強い人ほど、嫉妬しやすい。 |
嫉妬心に駆られて人生が苦しいとき、お勧めの一冊です
【独占欲が強い人主な2つのタイプ】 |
①相手の言いなりになってしまうタイプ
このタイプの人は、相手の気持ちをつなぎ留めたいがために、なんでも相手の言いなりになってしまう傾向があります。
ただ相手の言う通りにして嫌われないように機嫌を取ったり、自分の気持ちや本音ではなく、気に入られるための行動をします。
このようなタイプの人も独占欲が強い人で、共依存関係でもよく見られます。
⇩⇩合わせてお読みください⇩⇩
②相手の行動を縛ろうとするタイプ
このタイプは、相手を束縛しようとする人です。
しかし束縛をすると、その相手は自由を奪われたり制限されてしまい、せっかく恋人同士や友人関係になっても不快感や不愉快な気持ちになります。
なのでこの場合は、関係が決裂しやすくなる危険性があり、こじれてしまう原因にもなるため、いつも恋愛関係や人間関係でうまくいかない人に多いのです。
このように「独占欲」が強い人は、それを失うことの不安や、思った通りにいかないときに嫉妬として感情が表われます。
そして、その嫉妬から相手を不幸にしたいと思ったり、自分の位置まで引きずり降ろそうというネガティブな気持ちを生みます。
また、その負の感情が解消されないと、その思いから相手にある行為をします。
それが相手に対する悪口であったり、どうにか相手を今より落とそうと叩いたり足を引っ張るような行為です。
嫉妬心は相手を不幸に落とそうとする |
恋人に浮気されて裏切られると、その嫉妬心からどうにか相手を同じように「不幸な気持ちにさせたい」と思うのです。
そして嫌がらせをしたり、どうにかして傷つけようとします。
なぜなら自分の気持ちをわかって欲しいからです。
また嫉妬が生み出すネガティブな行為は、恋愛だけではなく会社での人間関係、友人同士、SNS内での誰かに対する陰湿な悪口や叩く行為、マスコミ、ゴシップなどなど…挙げればきりがありません。
そして不倫や浮気をする芸能人、不正を行った政治家などを、マスコミが「ここぞとばかり」に叩いたりするのは、あきらかにイメージをダウンさせたり、その人を今の地位から転落させる行為です。
しかしそれをするのは、その背景にある嫉妬にまみれた人間のネガティブな欲望を満たすことであり、それによって視聴率をあげています。
けれど、人間がネガティブな負の思いで生きていると、やってくるのはやはり「ネガティブな症状」です。
それは心を落ち込ませたり、常に恐怖心や不安がつきまとい精神不安定になったり、ひどくなると「心の病」や「体の病」を引き起こす原因にもなるのです。
このように嫉妬という感情は、強かったり持ち続けてしまうと人間にはよくない感情なのです。
なのでそうならないためには、もしネガティブな感情がうまれても、その気持ちを相手に向けるのではなく、自分自身でどうにかして変える必要があります。
それはどうすることかというと、その嫉妬心を向上心にうまく変えるということです。
嫉妬心が芽生えたら自分がそのステージへいく努力をする |
もし嫉妬心が生まれたら、相手を自分の境地に落とそうと考えたり、不幸にさせたいと思うのではなく、それをばねにして自分が向上することを考えることです。
たとえば「負けたくない」「見返してやる」などの気持ちに変換させるのです。
恋人に浮気されて悔しいなら、その嫉妬のエネルギーを、浮気相手よりキレイになる努力にもっていったり、または思い切って別れて、元の恋人よりもっといい人を見つけるなど、そっちに専念するのです。
また仕事で悔しい思いをしたり、成功した相手に対して嫉妬に駆られてしまうのなら、自分がいつか追い越す気持ちでがんばるのです。
するとネガティブでマイナスだった感情は、一瞬でポジティブでプラスへと変換されます。
そして、その気持ちに自分が気づいて努力することができるなら、人生は大成功なのです。
なので生きていて本当に大切なこととは、起こったマイナスな出来事や感情をただ悪く悲しく捉えるだけじゃなく、そこをプラスになるよう考え、そして努力していくということでしょう。
まとめ |
嫉妬の感情は誰もがもっていて、人間である以上避けられないものです。
しかし嫉妬心はネガティブな感情でしかなく、この負の感情を常にもちながら生きていたりすると、いつも心が不安定で暗い気持ちになりやすいのです。
また、その嫉妬から相手を不幸にしたいと思ったり、自分の不幸の位置まで引きずり降ろそうというネガティブな気持ちを生みます。
しかしその感情が心に大きな負の負担となり、心や身体の病まで引き起こす原因となってしまうのです。
なのでそうならないためにも、もし嫉妬心が生まれたら、相手を自分の境地に落とそうと考えたり、不幸にさせたいと思うのではなく、それをばねにして自分が向上することを考えることです。
人生には裏切りや悔しい感情など、マイナスな出来事はつきものです。
しかしそれをただ嘆いたり嫉妬したりするだけじゃなく、そこをプラスになるよう考え、変換させることが必要です。
また誰かに嫉妬するぐらいなら、逆に自分が他人から羨望される人間を目指しましょう。
そして誰にも負けないくらいの努力をして、自分の求めるステージに立つことが何より大切な生き方でしょう。
お読みくださりありがとうございました以上marupoでした