子どもの問題と心に注目しよう「不登校」「いじめ」

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不登校問題を理解しよう

いじめを知る

まとめ・人生を諦めない

 

こんにちはmarupoです

 

子どもは親や大人が思ってる以上にいろんなことを見て思っています。子どもが発する言葉の裏側には大人には見えないたくさんの気持ちが隠されいます。

 

 

不登校問題やいじめの問題は、特に我が子が関わっているなら親や周りの大人たちも悩み苦しんでると思います。が、それよりも何より親や大人が思ってる以上に、子どもは傷つき日々悩んでいます。なのでそのことに理解がとても大切です。

 

 

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心理学基礎から学ぼう初級編②「人間の発達」

 

不登校問題を理解する

 

なぜ、子どもが学校へ行けなくなるのだろうか。まず、不登校になる要因はこちらです。

 

「友達が作れない」「期待に応えようとしすぎている」「家庭の問題を抱えている」「いじめなどの不快な出来事にあっている」など、まずはこちらを説明していきます。

 

友達が作れない

 

現代の子どもたちは、人間関係の中で円滑に行動する技術を習得しにくい状況にあります。

 

いざ、集団の中に入っても上手に人間関係が築けないほどコミュニケーション能力が低下しています。

 

期待に応えようとしすぎている

 

親の期待に応えようと過度に頑張ったり、教師の評価を気にしすぎてしまうことが原因で、学校に通えなくなる子どもがいます。

 

周りの目を気にしすぎてしまい自分自身疲れ果ててしまい、学校に通えなくなってしまいます。

 

家庭の問題を抱えている

 

まず、親と子の間に信頼関係が築けていないことが原因です。子どもの基盤は「家庭」です

 

そこに何らかの問題があり家庭の中が揺らいでいると、子どもは不安を抱え安心して学校へ通えなくなります。

 

子どもは初めに親子間で「信頼関係」を学びます

 

ここで子どもが「安心感」を得ることができない場合、他者を信頼することができなくなります。

 

なので集団にも適応しにくい状況に陥ってしまうことがあるのです。

 

いじめなどの不快な出来事にあっている●

 

人は人間関係から心に傷を受けてしまうと、誰でも人間不信に陥ったり、傷つけられた集団から逃げたいと思ってしまいます。

 

特に子供の「いじめ」など、集団からひどく傷つけられる経験は子どもの心に強烈なストレスと大きな傷を与えてしまいます。

 

 

子どもが不登校になる原因として、学校内のことだけではなく「家庭の中」に原因があることも多々あります。

 

 

 

それは親の不仲であったりケンカが堪えないなど、それ見て子どもは傷つき不安を抱えてしまい、気力を失ってしまいます。

 

この場合は子どもが家庭で安心できる環境がとても重要です。夫婦関係や家族の問題など、ちゃんと大人がそのことについて向き合い、対処していくことが必要です。

 

そして、子どもが不登校になる大きな原因は学校での「いじめ」です。そのいじめというものは一体どんなものなのか親や大人は知っておくことが必要です。

 

 

子どものことを親や大人はわかってるようで知らないことが多いのです

 

最近のいじめを知ろう

 

いじめという状況は「いじめる人」「いじめられる人」「傍観者」という3つの人間関係から成り立っています。

 

形態は「言葉でのいじめ」「暴力的ないじめ」「個人の存在を無視するようないじめ(無視をする)」など、様々です。

 

また、最近のいじめの特徴として問題視されているのが「いじめのゲーム化」です。

 

このいじめでは、いじめる側に加害意識がほとんどなく、ゲーム感覚で人をいじめてしまうため、歯止めが利かなくなってしまうのです。

 

 

そして、いじめの要因としてよく見られるのが「学校の要素」「社会的な要素」「子ども自身の要素」です。ではこの3つを解説していきましょう。

 

 

学校の要素

 

子どもに影響を与えていると考えられる特徴のひとつが「学力重視の教育体制」です。

 

そしてもう一つは「教師の指導力の低下」です。

 

これは時代とともに学校の在り方や内容など、いろんなことを見直す必要があるにもかかわらず、改善されずにきていることも原因のひとつです。

 

社会的な要素

 

今の世の中でよく問われることがあるのですが、それは「弱者切り捨て」という社会風潮です。

 

これは福祉や障害の問題だけではなく、主に社会全体にゆとりがないため、子どもを育てる大人自身にも心のゆとりがないという人が多いことが原因です。

 

今の社会がそのような「弱者切り捨て」という風潮なため、子どもは他者への配慮や弱い者へのいたわりを学ぶ機会も少なく、それがいじめ問題に大きな影響を与えています。

 

強い者が弱者を、そしてその弱い者はさらに自分よりも弱い者を傷つけるような世の中の風潮は人々のストレスをさらに増大させてしまうのです。

 

そんなストレスが増加しやすい状態から「いじめ」という攻撃的な方法で他者を傷つけることにより、欲求不満状態から脱しようとしてしまうのです。

 

けれどこれは子どもの問題だけではなく、大人の社会でも起こっていることで、子どもはそんな大人の社会を見たり感じたりすることで、学校の中で似たような状況を模倣するのです。

 

子ども自身の要素

 

いじめ問題に見られる子どもの特徴は、主に「いじめる側の子ども」と「いじめられやすい子ども」の2つにわけられます。

 

いじめる子どもの特徴

・攻撃性が強い

・欲求不満状態(親からの愛情不足など)

・相手の気持ちを思いやれない性格

・自分の気持ちを抑えることができない

 

いじめられやすい子どもの特徴

・気持ちを相手に伝えられない性格

・協調性に欠ける

・個性が強い

・自己表現がうまくできない

 

 

🌼まとめ🌼

 

人生を諦めない

 

ここでご覧いただいた子どものいじめや不登校になる要因や理由として、一番は子どもの心の中にある不安や不満が原因ということがあります。

 

それは本来その子が安心する場所のはずの家庭の中に何かしらの問題があることから、その子自身の心の中に不安や不満を感じ、それがストレスとなってしまうのです。

 

そしてこどもの心の中のストレスや問題は、学校という人間関係の中で 表面化し、その子ども一人ひとりの性格や特徴が立場となり、いじめなどに発展していくのです。

 

そしてその問題を抱えている家庭の中の大人自身も、生きるために仕事を頑張ったりいろんな人間関係などでストレスが溜まっています。

 

そして家庭の外で感じる社会に不満や不安を持っていて、いろんなストレスをため込んでいることが原因で、夫婦間でケンカが堪えなくなったり、夫婦仲に問題が生じたりしていきます。

 

そしてそんな大人の不安や不満は子どもに影響を与えてしまうのです。

 

そうやって外でストレスをためてしまうのは、結局「社会や学校が原因じゃないか」、「じゃあ、一番の原因を作っているのは、そんな世の中や学校や社会なんだ」と思いがちでしょうが、それは違います。

 

もちろん悪いことはたくさんありますが、本当の原因はそこではないのです。ということは周りを責めても仕方ないことばかりです。

 

なので なにより 一番は「自分自身」です。

 

それは自分の意識をしっかりもって対処していくことが大切です。子どもも大人もちゃんと相談できるところに相談して、人や周りを傷つけたり自分が傷つく立場で我慢したりしないことです。

 

また相手や周りや社会が変わってくれると、自分の都合の良いように期待してもそれはなかなか難しいことです。

 

この世に生まれてきた以上は、生きていくことがテーマです。そして本当に自分の大事な一生です。

 

なので今いじめにあっていたりストレスを感じて生きるのはとてもつらいことだと思います。

 

けれどもしかしたら自分の長い一生に必要な要素かもしれません。

 

なので自分の人生が今苦しくても諦めたりせず、またそんな状態に無意識に流されず、自分の意識を持つことが大切です。

 

お読みくださりありがとうございました。以上marupoでした

 

お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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