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悪いことは頭だけでは理解できない
・それだれのため?
経験に勝るものはない
・本当の親の役目とは
・ケンカやいじめは心のサイン
・わからないから子どもはそれを選んでいる
・まとめ

子どもは宝。なので親も知っておきたい子どもの気持ち。
こんにちは!marupoです
我が子はかわいいものです。だいたい3~5歳くらいまでは、親もまだかわいい盛りを余裕で眺めてたりするものです。
中にはたまに早いうちから、たくさんの習い事や塾など頑張ってるお子さんもいらっしゃることでしょう。
けど子どもさんも小さいうちはまだ遊びたい盛りのはずでしょうから、親の気持ちとは裏腹に「塾いやだ!」なんて駄々こねて泣いてしまい、無理やり連れてって大変、という親御さんもいらっしゃるのではないのでしょうか。
ただ、子どもの将来のことを思えばこそ今のうちにと思うこともあるでしょう。
なので今回は「子どもがこれから生きていくうえで必要なこと」や「親が子どもに必要なこと」など心理学を交えながらお話ししたいと思います。

ということで、今回は小学生の子どもがいるA子さんの体験をもとに、失敗することの大切さや学び、そして経験でしか得られないものとはなにかをお話ししたいと思います

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悪いことは頭だけでは理解できない
それ本当は誰のため?
子どもが通っている学校でPTAと称する集まりに行ったA子さん。
そこにはその学校に通う子どもたちの母親や父親などが参加していました。
総会が終わり各クラスへ戻り、みんなでいじめ問題や子どもたちのこと、そして学校にまつわる問題など話し合いました。
そのとき当時クラスのPTA委員長である保護者がいたのですが、その人はいつも子どもや学校のために積極的でしたし、その子どもも優秀な生徒でした。そして今回の集まりでも、いじめ問題が話題となる中、そこで委員長が発言しました。
「私は学生のころから学校で何の問題もなくいじめの被害者や加害者にもなったことはありません。なので子どもにもそうならないよう、それが悪いことだとしっかり伝えていきます。」
クラスの保護者はその言葉に拍手を送りました。

子どものためには何といっても悪い環境を与えないさせないこと!

さすが委員長ですわ。子どもの教育がなってます
何となく流れで一緒に拍手をしたA子さん。
委員長の言うことは、確かにそうかもしれません。わざわざ悪いような環境に子ども放り込むことをする必要もありませんし。ケンカしてけがでもしたら心配するし…。
けれど委員長の言ったこと、実際のところ子どもにとってそれってどうなのでしょうか。
言い聞かせて頭でわかって、環境がその人たちにとって良い感じであれば、それだけでちゃんとした人生を歩むことができるのでしょうか。

あまりよくわかんないけど、とりあえず一緒に拍手しとこ。
経験に勝るものはない
本当の親の役目とは
教育というのは、教え育むことを言います。
勉強だけなら学校や保護者はそれで満足かもしれません。けれど人間関係や自分の何かを見つけ、それを学ぶためには、勉強だけでは限界があるでしょう。
ましてや言葉だけで理解することなんてなかなか難しいことです。

そっか。たしかに大人でもそうだもんね。
なぜなら学校というのは同じ年の子どもたち同士が一緒に過ごさないといけない場所です。
それだけで自分以外の人間と関わる必要があるからです。
なので頭ごなしに「いじめや人を傷つけることはダメだ」と言ってもかなり難しいことかもしれません。
もしいじめなどが嫌な親御さんであれば、ハッキリ言うと子どもを学校に通わせることをしないのがベストです。
なぜなら実際の子どもの世界は親が思い込んでるようなことではないことがほとんどだからです。
なのでそれをふまえて、子どもが学校に行くことを親子ともども覚悟するのならば、そんな親御さんは本当に素晴らしい方です

なぜなら友達とケンカをしたり、いじめたりいじめられたりすることは子どもの世界ではみんなではなくても、実際あっているのが現状です。
親に言えないことが7割以上はあるかもしれません。けれどそれでいいんです。
だからといって根掘り葉掘り聞かないでいいと思いますし、また聞いたところですべては話さないでしょう。
もし「うちはなんでも話してくれる」というお子さんでしたら親御さんはただ気持ちよく聞いてあげてください。
そのときに必ず素直に話しているか、自分の都合よく話しているか見分けることも大切です。
ケンカやいじめは心のサイン
それはその子どもたちにとっては何かしらのサインです。
それによって相手を嫌いだとか傷つけたりすることで、ストレスを発散しています。
ただ本人すらなぜそうしてしまうのか、頭ではいけないことだとわかっていても心ではわからないのです。
けれどその行為をすることで、その奥のもっと深い部分で自分のストレスとなる気持ちをわかってほしいというサインなのです。
本当の意味でそれが悪いということも人を傷つけたり傷ついたりすることでしか身につきません。
それを子どものころに経験した大人ほど、あのときなぜいじめたのか、いじめられたのかを理解してる人が多いのも事実です。
なので頭から「いじめはだめだ」という親や先生より「そんなこともありうる。けれどその時は助ける」という大人の方がよっぽど子どもは信用するでしょう。
けれどたしかに人を傷つける行為はいけないことです。なのでいじめや意地悪をしたら、その相手が傷つくということを、その子はこれから知っていかないといけません。
わからないから子どもはそれを選んでいる
ここで言いたいのは、させないように大人が考えても仕方がないということです。
きっと隠れてもやるでしょう。なぜならそれをわざわざする子どもは、その行為がばれないようには頭が回りますが、そのいじめる自分のが本当の気持ちがわからないし、やってるとなぜか楽しいからするのです。
その根本からくるものはさまざまですが、その傾向にはしる子供の話を聞くとその子の気持ちの中に「好奇心を奪われた」「甘えたい時に思いっきり甘えられなかった」「がまんした」という気持ちを持っていることが多いのです。
そしてその原因は親や周りや環境によるストレスからきていることが多いのです。
なのでそれをどこかで気づいてほしい、そして人を傷つけるという行動に表れてしまっているのです。
🌼まとめ🌼
「いじめはするな、だめ」と親や先生に言われたら、子どもは実際にあってることは言いにくくなります。
けれど「いじめも意地悪もいろんなことあるけど、そんなときはいつでも力になるよ」そう言ってくれる大人の方に気持ちは向くものです。

ぜったい見捨てないからね!
家庭内や学校で、最初から「いじめはダメだ」と言ったときでも、ストレスを抱えている子どもは吐き出す場所を探しています。
だからといっていじめはいけません。
ということは、本来の見直すべきとこの視点を「大人」が合わせることです。ようは大人目線で考えをしないことです。
そしてもしそう思っても、頭ごなしにそれがいいことだと思わないことで、もっと広く見渡せると思います。
お読みくださりありがとうございました。以上marupoでした