こんにちはmarupoです
自分の親は「毒親」だ。という方へ
物心つく頃から、そんな親の言葉に傷つき、怯え、腹が立ち、そしてなにより悲しい気持ちを繰り返す日々だったと思います。
本当にとてもつらい気持ちで過ごしてこられたと思います。
しかもそんな毒親の心無い言動の呪いから、今も解き放たれることができず苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

「あんたってダメな子ね」「ほんと情けない」「ばか」「ブス」
「あんたのためにいってるの」「なんでこれくらいできないの?」
「あんたなんて生まれてこなければよかったのに」
どんなに頑張っても、認めてもらえず、否定され続け、暴言暴力はあたりまえ。大人になった自分にたいしてもいまだに変わらずにひどい言葉を浴びせてくる。
あなたの親がもしそうであるならそれは「毒親」です。そしてそんなことを子どもに言う親は、申し訳ありませんが、人として「最低」です。「人間のクズ」です。
ただこんなひどいことをいってしまってからはなんですが、、そんな毒親もそうなってしまった気の毒な原因があることは確かです。
だからと言って傷つけていいことなどどこにもありません。それは許せることではないでしょう。なのでそんな最低の人間の餌食にもうこれ以上ならないでください。
もし、あなたが大人の方なら、すぐにそこから離れましょう。そしてあなたがまだ未成年だとするなら、今すぐ助けを求めましょう。
毒親の特徴
自分の子どもに対して毒親と言われる主な特徴はこちらです
子どもに対して ●「過干渉」「過保護」 ●「否定的」「けなす」「ばかにする」 ●「感情的」「すぐ怒る」「ほめない」「認めない」 ●「恩着せがましい」「子どもの人格は無視」 |
まず過干渉や過保護の親にありがちな言動とは、
「あれはダメ」「これしちゃだめ」「これはいけません」
子どもが何か興味をもってやろうとしていることなど「だめ」だと言ってみたり、子どもが何かをする前に先に自分が手を出したり「こうしなさい」など自分のやり方を押し付けたりします。
そうやって子どもにとってはとても大切な体験や自由な思想をすべて奪います。
本当に命にかかわるような危険なことをしない限り、その子どもの興味や自由を親が奪ってはいけないのです。
このように過干渉や過保護の親に育てられてしまうと、自分という「主体性」がもてず、また自分では何も決められないという、「優柔不断」な性格になってしまいます。

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否定的・けなす・ばかにする
「そんなことして何になる?」「なんでそんなこともわからないの?」「ばか」「あんたは橋から拾ってきた」「あんたは意地悪」「おまえは嫌われ者だ」
こういう感じを幼少期から言われ続けてしまうと、その子どもは親がすべてで絶対的であるため、それを素直に受け止めてしまい、そのため自分に自信がもてなくなり「自分は嫌な子」「嫌われ者」「自分はなにをやってもダメな子」というように、大人になってからも自己否定の強い性格になってしまいます。
そんな親は子どもに対し、自分のどうしようもない価値観だけで一方的に否定します。平気で傷つける言葉を放つのも毒親のひどい特徴ともいえるでしょう。
「感情的」「すぐ怒る」「ほめない」「認めない」
子どもが頑張ったことに対して、その気持ちを認めないどころか、褒めることもしません。「まだ頑張れるでしょ」や「こんなことでいい気になるな」など、子どもは親に褒めてもらうために頑張り続けます。
けれど頑張っても頑張っても思いは満たされることはありません。
そして親自身、虫の居所が悪かったりすると、そんな些細なことで子どものすることにいら立ちを感じたり腹を立てます。
「イライラさせないで!」「いいかげんにしろ!」など、そう言われた子どもはなぜそう言われているかなどわからないまま、ただ怒っている親の姿が恐ろしく感じてしまい、心に深い傷を残しそれはトラウマとなりなす。
「しつけの一貫」と言いながら、自分の感情で物事を言うような親はまさに毒親です。
恩着せがましい・子どもの人権は無視
「親に向かってその態度はなんだ!」
「誰に育ててもらっているとおもってるんだ!」
「お前なんて生まなければよかった!」
完全な人格否定です。
このようなことを親に言われた子どもは、完全に行き場をなくしてしまいます。もう返す言葉もありません。
子どものこれから生きるためのパワーを乱暴に取り上げてるようなものです。
親の立場を利用し振りかざして、このようなことを言う親は毒親以外の何者でもありません。
子どもの日記を勝手にみる。子どもの交友関係に首を突っ込む。子どもの部屋にノックもしないで入ってくる。
さらには「何があったか話しなさい」と、親が納得するまで聞き出そうとする。子どもの気持ちを考えず、待つこともできません。
子どもはそんな親のせいで、いつも追い詰められた感情をもってしまいます。
このように、子どもの人権は無視です。
こどものパーソナルスペースにずかずかと入り込み、「親だから当たり前」という気持ちがあるため、何の悪びれもありません。
子どもを自分の所有物としか思えず、一人の人間として尊重しません。毒親のもとではプライベートなど持ちたくても持たされることはありません。
そんな毒親だとわかったら、どう対処すべきか
もし、あなたがすでに大人であるなら、直ちに親元から離れましょう。
思い切って親から離れること。どんなに心が不安になったとしてもそんなことを言い続ける人間のそばにいることは、自分の心を壊していくようなものです。
その時に大事なことは、いちいちそんな親に報告なんてしないでください。もし、お金がなくても、住み込みで働けるところはいくらでもあります。ご飯だって食べれます。なので大丈夫です。
そしてとにかくそんな親から離れられれば、きっと世の中違って見えるし、いかに自分がかごの中に閉じ込められていたかなど感じることができます。
心も体もきっと解放感で満ち溢れることでしょう。
ただどうしても「親が大事」「親のことを見捨てられない」「親がいないと生きていけない」など、ひどい言葉やつらい目にあってきたにもかかわらず、そう思ってしまう、ということがあるならば、それは「親の呪縛」にかかっているからです。
呪縛が酷ければひどいほど、子ども自身もひとりで自立することができません。
なのでここは勇気を出して、自分が自分自身に対して、一度本気で強い決心をしないといけません。
🌼まとめ🌼
世の中には、こんなひどい目にあってきたにもかかわらず、それが「毒親」だと認めない人もいます。
そのような人は同じ連鎖を繰り返してしまう可能性もあります。それは大変恐いことです。
なので、今生きづらかったり、親との関係が重いという方は、その気持ちに気づいてることが、どれほど重要なことかわかりません。
そして親との関係をまずは認めることができたなら、次は「変えていく努力」が必要となります。
今の状況を「諦め」たり「あたりまえ」としないことです。そして本当の愛情を自分の手でつかんでいくことです。それは希望であり、あなた自身の勇気でもあります。
親があなたにしたことは許せることではありませんが、自分がそこから飛び出したとき、呪縛の連鎖は断ち切ることができるでしょう。
そしてあなたが誰かの親になったとき、その時はあなたが受けたような歪んだ愛情ではなく、きっと心から愛をもって接することができるはずです。
それを信じて行動を起こすことができれば、それは勇気であり自分自身を信じることでもあります。
そしてそれは人生で大きな自信となり、なによりこれからの人生で自由を心から楽しむこととなるでしょう。