相手の行動から心を読み取ってみよう

心理学講座

こんにちはmarupoです

 

私たち人間は、人とコミュニケーションをとっているとき、相手の表情を見ながら会話をしたりします。

 

その相手の表情から、お互い次にでる言葉や態度など、無意識に試行錯誤しながら相手を観察したり気持ちを読み取っているのです。

 

けれど実は、私たちが相手の気持ちを読み取っているのは「言葉」や「表情」だけではないのです。

 

 

それは相手の「行動」です。

 

その人との関係を円滑に進めていくため、無意識の中で試行錯誤を繰り返しています。

 



 

行動から読み取ろう

 

相手の気持ちを探ってみたいとき、言葉や表情だけでなく、その人の行動を観察することでわかることもあります。

 

これは好きな相手やまた嫌いな人が、自分に対してどんな気持ちなのか確かめたいときに役にたつかもしれません。

 

けれど、行動から相手の心を読み取るときに大事なことがあります。

 

それはその人の行動がこうだから、いい人だとか悪い人だというふうに、すべてを決めつけたり思い込んだりしないことが大切です。

 

 

ではここからは、いろんな行動やしぐさから、相手がどう思っているのか見ていきましょう。

 



 

相手の目を見る

 

相手の目を見て会話をしているとき、この行動は「相手に興味や関心をもってます」というサインです。

 

また、相手と積極的な交流を求めたいときなども、その行動をとります。

 

ただ、相手の目を「じっと見つめる」行動は、その人からのアプローチや好意とも解釈されやすいので、人によっては勘違いされることもあります。

 

また相手を凝視しすぎてしまうと、威圧的な態度と捉えらえてしまう場合があるので、それもまた注意が必要です。

 

人が嘘をついている場合、男性は目を逸らしがちですが、女性の場合は逆に目を合わせてきます。

 

 

相手と向き合うとき

 

誰かと向き合いながら対話をしているとき、その相手が前のめりになってあなたの話を聞いている場合、これは「あなたの話に興味があります」というサインです。

 

 

相手がもっとお話しを聞きたいと思っていたり、あなたの話を聞き入れてる、というサインです。

 

 

また相手が下を向いて話ているとき、この行動は「相手の話に直面できない」という逃げのサインです。

 

またその行動は、逃げのサインであると同時に「反省」のサインでもあるのです。

また、つらいながらも何とか話そうとする「努力」のサインでもあります。

 

 

また会話中に椅子に反り返ったように座っている人は、その相手を敵対視していたり、警戒心があったり、話を聞いていなかったりという、手に対する威圧的なサインでもあります。

 

 

手・足

 

腕を組むとき

 

会話をしているとき、相手が腕を組んでいるという行動は相手を敵対視しているような威圧的な雰囲気、または警戒しているサインです。

 

「私の世界に入ってくるな」という拒否的なサインです。

 

 

また、もうひとつは「自分の世界にこもりたい」という、自らの内面の世界に浸っていたいという欲求がある場合のサインでもあります。



手のひら

 

会話中に相手の手のひらが見えている場合、それはあなたに対して心を開いているというサインです。

 

 

逆に、手を握り締めていたり、見えないところに手を置いたりする場合は、あなたに対して心を開いていないというサインです。

 

 

 

足を組んでいる

 

足を組んでる状態は、リラックスしているというサインです。

 

とくに女性の場合が足を組む場合ときなど、そのような効果を得るため無意識にやっていたりします。

 

 

また仕事などで頭をフルに使っている状態のとき、そんな時は考えたり作業をこなしていたり、頭の方に自分の意識が向いているため、足を組んだりしながらバランスをとります。これもリラックス効果です。

 

ただ、誰かと会話の最中に足を組んだりするとき、女性の場合はその相手に対して警戒心をもっている場合があります。

 

また「心を開いていない」という気持ちの表れかもしれません。

 

逆に相手に安心感や信頼感を持っているときは、足を組まず足が開きやすかったりします。

 

そして男性の場合は女性と逆で、相手に好意があるときや口説きたい場合など、足を組みながらその相手と話していることがあります。



まとめ

 

好きな人が自分に対してどんな気持ちなのか確かめたいとき、また仕事相手の気持ちを探ってみたいときなど、言葉や表情だけでなく、その人の行動を観察することでわかることもあります。

 

その人との関係を円滑に進めていくため、またじょうずに距離をとっていくためには、コミュニケーションの中で相手の気持ちを素早く組むことも大事です。

 

ただ、何事もほどほどが大事です。

 

自分のことを受け入れてほしければ、相手のことも自然に受け入れることです。お互いにありのままでいいよ、という気持ちが大切です。

 

なので相手に対しての決めつけや思い込みなどはせず、「まあいいか」ぐらいの気持ちで接していくことがいいのかもしれませんね。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした

 

お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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