組織に重要なリーダーの能力と役割

信頼関係

こんにちはmarupoです

 

組織や集団が目的を達成するためには、まず目標を設定し、そして最終的にそこへとたどりつかなくてはなりません。

 

しかし集団という中で、複数の人間を一つの方向へ向かわせることはなかなか難しく、意見もバラバラで時間もかかってしまいます。

 

なので組織や集団には、その方向性を定め、みんなをまとめて目的まで引っぱるリーダーが必要となります。

 

そのためには、みんなを率いたり、それぞれの力を引き出しながら目的に向かわせるというリーダーシップのある人物が、組織の中では重要です。

 

またリーダーになる人とは、周りからの要求やその人の能力、資質などによって選ばれます。

 

そして、リーダーになることが多いという人は、自尊感情や自己評価が高い人です。

 

では、そんなリーダーシップのある人とはどんな人でしょうか。

 

リーダーシップのある人

 

リーダーに向いていると人は、自分は仕事ができてほかの人より有能、ということではありません。

 

リーダーシップをとれる人とは、まず自分に自信がある人です。

 

その自信とは、さまざまなことに挑戦して経験を積んでいる、ということからきています。

 

さまざまな挑戦の陰には、その過程で失敗を繰り返したり、いろんな葛藤と戦うという、人には見えないその人の努力があるものです。。

 

そんな中で、あきらめることをせず、学び乗り越えながら身についたものが、その人の経験であり能力となります。

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そんな経験を活かすことで、仕事の効率をあげることができたり、物事をうまく運ぶ能力に長けていたりするのです。

 

また、自分の挑戦のなかで味わった苦しい経験などから、人の気持ちを汲むことができるため、組織においてはなくてはならない存在となるのです。

 

ただ「自信がある人」というのは、先ほどのリーダーシップとは違い、同じ「自信」でも、威張っている人、傲慢な人、という印象を周りに与える人もいます。

 

そのような人はたとえ同じ自信家でも、自分が中心で「自分は偉い」と勘違いしている人が多いのです。

 

誰かに何かを協力してもらっても、感謝することもせず「当たり前」といった感じに受け止めがちです。

 

なのでもし、そのような人がリーダーになったとしても、周囲からの信頼は得られにくいでしょう。

 

なので、そのようなリーダーが率いる組織では、何かと問題を抱えることが多くなり、まわりのモチベーションも下がったり、そのため生産性も下がってしまったりなど、うまくまとまることも難しくなりがちです。



では、同じ自信をもつ「傲慢な人」と「リーダーシップがある人」との違いとはどんなものかを、ここで比べてみましょう。

 

 

【傲慢・威張っている人】 【リーダーシップのある人】
◦思い通りにならないと怒る

◦失敗を認めない

◦いつもほめられていたい

◦人を見下すような態度や発言をする

◦感謝を口に出すことがない

◦自尊感情が強い

◦人の立場や気持ちを理解する

◦失敗を素直に認める

◦進んで人を助ける

◦目標に向かって努力することができる

◦感謝の言葉を忘れない

◦自尊感情が高い

 

 

自尊感情とは…自分を認め、自分自身を好きだと感じること。自分には価値があり、自分のことを大切に思える気持ちのこと。

 

人間はその自尊感情を高めることにより、自分に自信をもち新たな挑戦に立ち向かう勇気や意欲を持つことができます。

 

一方で、自尊感情が強すぎる人は、他人よりも偉くなりたい、もしくは他人より偉く見られたいなど、そのような気持ちをもっていたりするのです。

 

なので、人を見下したり、さげすんだりといった態度が表面にでてしまい、人に「傲慢で威張ってる」という印象を与えてしまうのです。

リーダーとしての大切な役割とは

 

リーダーになったら、その組織やチームの目的を達成させるため、リーダーシップをとり、その役割を果たしていかなくてはなりません。

 

 

【目標を立てその方向性を定める】

 

まずは目標を立てることからはじまります。

 

そして組織のメンバーが「どうすればいいのか」「どこに行って何をすればいいのか」というふうにならないために、リーダーはしっかりと方向性を定めながら指示を出します。

 

またその時に意見を聞いたり、内容を共有することも、食い違いなどの問題を起こさないため大切なことです。

 

Aさんは◦×支店に行って資料を渡してきてください。

Bさんは◦×をすぐに調べたら終わり次第報告してください。

了解



【組織のメンバーが働きやすい環境であること】

 

リーダーは、その組織で働くメンバーのひとりひとりに目を向けておく必要があります。

 

メンバーのそれぞれの個性を大切にし、孤立をなくしたり、ときには檄(げき)を飛ばしたり、また不満を解消するための方法を考えたりということが大事です。

 

そして何より、人を大切にするようなリーダーには、みんな信頼をもちます。

 

そうすることで、何かトラブルが起こったり、壁にぶつかることがあっても、みんなで乗り越えられやすくなるのです。

 

その結果、良い成果を生むということに繋がっていきます。

 

 

まとめ

 

組織では、みんなを率いたり、それぞれの力を引き出しながら目的に向かわせるというリーダーが必要です。

 

そのリーダーシップをとるには、その人の自尊感情が高く、自信をもっていることが大切です。

 

 

しかし、同じ「自分に自信をもっている人」でも、威張っている人や傲慢な人は、リーダーには向いていません。

 

そして何より、リーダーはメンバーからの信頼がなければ、団結できず組織はもろくなり、そのリーダーシップを発揮することは困難です。

 

また、人からの信頼を得られるという人の特徴としては、積極的に人を褒めたり、感謝の気持ちを常に口に出している、という人が多いのです。

 

なのでリーダーとは、目的を達成するために考え行動しながら皆を引っぱり、また人を褒めたり感謝の言葉を常に口にできるような、そのように人を尊重できる人が向いているといえるでしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



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この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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