群れたがる人はこれからの時代生きづらくなっていく

man wearing black headset 人間関係
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これから世の中は、今回の新型コロナウイルスの後押しとAI進化により、リモートワークが広がり、密を避けることが増えるため、人とのコミュニケーションもこれまでとは一変していきます。

それに伴い、群れてばかりのような人間関係をしていた人は、一人の時間が増え

精神的に『孤独』を感じることが多くなっていくでしょう。

これは、常に友達や誰かと一緒じゃないと自分一人で行動できない人、ひとりで過ごすことができない人などです。

また、このような人間関係を築いていた人は、夫婦や家族よりも友人や職場の人との付き合いを大切にしていたことが多く、今まで家庭を顧みなかったため

いざ家の中ばかりにいると、自分自身もストレスがたまりやすく、家族からも煙たがられてしまいます。

さらには、ひとりで行動できないため、会社という集団の中でしかお金を稼ぐことができず、これからの時代には輪をかけて生きづらくなっていくでしょう。

逆に、一人でも平気な人や友達がいない人、または少ない人、なにより群れることがキライな人ほど、これからの時代に強く生きていけます。

またこのようなタイプの人ほど、一人でもお金を稼ぐことができ、いらぬ友人や職場の付き合いはせず、家族や仲間を大切にするため、そこを信頼され変わらず愛され続けます。

しかしこれまでは、このような傾向が強ければ強い人ほど、社会や集団に馴染むことができないため「社会不適合者」と言われてきました。

⇩⇩合わせてお読みください⇩⇩

これからの時代に強く生きれるのは社会不適合者と呼ばれた人たち

 

また、群れたがる人は他人志向型であり、自分の意志で行動するより同調行動をとることを優先し、常に誰かと一緒にいたり同じことをすることで安心感を得ているのです。

これは、自分の寂しさや虚しさ、またはしっかりと考えることをしないなど、精神的に意志が弱いことが原因です。

が、そこを改善していかないと、特にこれからの時代は適応できなくなっていきます。

なので、これからの時代は、そんな人ほど自分の意志を強く持たないと、寂しさや虚しさにさらに襲われ『孤独感』で押しつぶされてしまいます。

また、同調行動は、社会が安定しているときほど、それが一般的になってしまうため、もう始まっている不安定な世の中では、通用できなくなっていきます。

そうならないためには、何より自分の意志が鍵となります。




同調行動とは


 

同調行動を最初に検証し実験したのは、アメリカの社会心理学者のシェリフ(1906~1988)と、同じく社会心理学者のソロモン・アッシュ(1907~1996)です。

同調行動とは…

集団規範・慣習・他者の反応に一致するような行動様式であり、広く人間が行う適応の一形態である。社会が安定していればいるほど一般的となる。

と説明されています。

これを簡単にいうと、自分の信念や意見、欲求を抑え曲げてでも、多数派の意見や行動と同じように合わせて、集団で群れていることで安心し、社会に適応できるということです。

また心理学では、このように自分の意志を尊重できず、他人に合わせる人ほど、多数派からの攻撃や批判を回避するための自己防衛行動をとっていると考えられています。

しかし、サラリーマンや公務員・飲食店そのほか数々ある職業の『安定』はすでに崩壊しつつあるため、ただ社会や他人に合わせることが、安心に生きれることではなくなってきます。

それとは反対に、他人に批判されても、自らの意志や信念をしっかりともって行動できる人ほど、これからの時代には必要となり、困難な世の中にも適応し、富を築きやすくなるでしょう。

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ではまずは、同調行動をとる群れたがる人の特徴と心理を、詳しくみていきましょう。

 


群れたがる人の特徴と心理


 

【特徴と心理】

テレビやネットの情報をすぐに信じる

たとえば「体の健康には○○が良い」と聞けば、すぐに信じて買いあさる人などは、それを他人にも押し付けやすく、また人にも影響されやすい傾向にあります。

そして、自分の意志や信念が弱く、みんなと同じ行動をとって安心するタイプです。

 

流行や行列が好き

流行に乗っていないと不安な人や、お店の行列につい並んでしまうという人は、他人に影響されやすい人です。

とくに、行列などを見つけて、何かわからなくても「みんな並んでるから」という理由だけでつい並ぶような人は

物事を自分の判断で決められず、他の人に委ねてしまう傾向が強いタイプです。

 

また、他人に影響されやすい人は、自分の気持ちを深く考えることをしないため、流行や影響力のある誰かの意見が変わるたびに、それに振り回されてしまいます。

これからの時代こそ、自らの信念を強くもって生きていきましょう。

 

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外面のいい人

これまでは、仕事などで家にいる時間がほとんどなく、外では気を使うことが多かったため、家に帰ってきても会話のない夫婦や家族が多くありました。

また、嫁や旦那、家族には冷たくしても、仕事さえ頑張っていれば、外面だけ良くても「それがあたりまえだ」という人も多くいたのです。

家族をおろそかにし、仕事ばかりを生きる基準にするような人は、その集団からはみ出ず、群れの中でただ無難にしようとします。

しかし裏を返すと、これはみんなと仲良く楽しくというよりは

実は自分を守るための自己防衛行動であるため、単に人に嫌われないようにしているだけなのです。

そのため、外ではいい顔をつくり、自分の意見は隠して、多数派の意見に合わせているのです。

また、外面のいい人は、会社や友達から自分は「いい人」だと思われていたいという傾向が強くあります。

ただし「いい人」でいたいがため、自分の意志を自由に出せないとなると、その人はそれ以上成長することもなく、誰かの意見の中にばかり納まり、ちっぽけな世界でしか生きることができません。

これでは誰のための人生なのか、その本人すらまったくわかりません。

しかも、これからリストラや倒産はどんどん増えていきます。

なので、もう会社に依存することすらできない世の中になっていくため「いい人」や「外面」は、これからする必要がなくなっていきます。

それよりも、自分のそばにいる家族や夫婦など大切な人を大事にして、自分の意志を強くする訓練をしながら、これからの時代に適応していくことを考えましょう。

 

 


まとめ


 

常に友達や誰かと一緒じゃないと自分一人で行動できない人、ひとりで過ごすことができない、群れてばかりで生きてきた人は、これからの時代に適応できなくなっていきます。

逆に、一人でも平気な人や友達がいない人、または少ない人、なにより群れることがキライな人ほど、これからの時代に強く生きていけます。

群れてばかりの人は、同調行動をとるばかりで、自分の意志を隠すことで自己防衛してきました。

しかしこれから世の中は、他人に依存せず、群れに流されず、自らの力を発揮できる人ほど強く生き残っていきます。

また、群れたがる人ほど、楽であり弱い生き方を選んでいます。

そんな人ほど、テレビやネット自分以外の他人の言動ばかりに振り回されず

自らの意志を尊重し、厳しい世の中を強く明るく生き抜いていく術を見つけていきましょう。

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この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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