自信家タイプのかまってちゃん系にはどうしたらいい

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自分のこと認められたい

承認欲求・自己承認と他者承認

認めてもらいたい自慢系自信家

自分と他人を比較し

けれど実は元をたどれば自分に自信がないことの裏返し

・自己肯定感

 

こんにちは!marupoです☺

 

自分って人からどんなふうに思われてるんだろう…?

そんなこと考えたことありませんか?

 

もし「思ったことある!」という方。今回はちょっと耳をふさぎたくなるかもしれませんが、ぜひこのままどうぞお付き合いください🤓

 

ということで今回は人からどう思われているか?なーんて常日頃から思ってる人についてのお話しをしたいと思います

 

自分のこと認められたい

 

まず「人からどう思われているのか」その気持ちのおおもとはズバリ不安です。

なぜならそう思っている時点で、自分以外の他人の目を気にしているからです。

 

その不安な気持ちとは劣等感や承認欲求からくるものです。

 

この承認欲求も自己承認と他者承認という分類に分かれるのですが、俗に言うところの承認欲求はこの他者承認です。簡単に説明するとこうなります。

 

自己承認とは→自分で自分を認めたいという欲求、自分の技術や能力を自ら行い高めたりすることで、自分自身の信頼を高め心を満たし満足できる欲求です。

 

他者承認とは→他人から認められたいという欲求、他者からの称賛や尊敬、社会的な地位や名声を得ること、または他人から認めてもらうこと注目を浴びることによって自分の心が満たされます。

 

では今回はそんな「承認欲求(他者承認)」についてお話しします。

 

自分のこと認めてほしい

 

自分は他人からどう思われているのか、または他人から常に高い評価を受けていたいという思いからきています。

 

そしていつも心の中に「自分のことをわかってもらいたい、認めてもらいたい」という気持ちで過ごしています。

 

よく聞く言葉でいうと「かまってちゃん系」です。

 

 

ただ誰だって多かれ少なかれ「自分のことを認めてもらいたい」という思いがあるものです。

 

けれどその思いが「強い人」って、周りが思うより、本人は案外気づいてなかったりします。

 

なのにそんな人は周りに「認めてもらうため」になんだか一生懸命です。

 

認めてもらいたい自慢系自信家

 

常に「周りの人間と自分は違う」という気持ちを持っていて自信に満ちてるような印象をあたえがちです。

 

ただこれを聞いたところでその辺の人たちは「自分と他人は違うなんてあたりまえですが?それがなにか?」としか思わないことがほとんどです。

 

が、本人は常に自分と他人を比較しているため、自分の中で人よりも「優れている」と思ったことを人に言ったりして、周りに「自分は人よりできる人間」だと思わせようとします。

 

例えば人の多い職場なんかでは「自分がこんな奴らと同じレベルの仕事しなくちゃいけないなんて、プライドが傷つきますよ~」とか、とにかく他人を下げて批判し、しかも自分のことは「すごい人間だ」と上げた発言をします

 

こんなこともできない人たちからしたら自分はこんなにすごいんだ、ということを周囲にアピールします。

 

ただ残念なことに、結局そのアピールが、ほかの人にはどうでもいい自慢にしか聞こえません。

 

 

本人だけが気持ちいいし、またそれを言うことで周囲の人間がさらに「自分のこときっとすごい人間と思ったに違いない」と思い込みます。

 

また聞いてもないのにアドバイスをしたがります。アドバイスをすることで、これも自分の「すごいだろう」を人に認めさせようとしてのことです。

 

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人の隠された気持ちをその言葉から見抜いてみよう

 

そして困るのはそれだけではありません。武勇伝なんかもそうです。「昔の自分は~」とか「10代のころはヤンチャで~」など、他人が聞くと「そんなん知らねーし」と思うことを1からずっと終わるまで話します。

 

かと思えば、自分の不幸話、不幸自慢を延々と語るタイプもいます。この場合は自分の不幸自慢を聞いてもらい「そうあなた苦労したのね」とか「大変だったのによく頑張ってきたわね」など、他人からそのような言葉をかけてもらうことで自分の中の孤独を解消し、安心をしているのです。

 

他人からの安心感が欲しいため、何かのたびにその人の不幸自慢がはじまり、なかなかおわりません。話の内容も毎回ほぼ同じです。

 

また「周りと同じことしていても自分の実力はわかってもらえない!」またはSNSで「いいね」がたくさん欲しかったり、とにかくいろんな人に「すごーい!」といわれたいのです。

 

しかもこのタイプで一番たちが悪いのは、他人への罵詈雑言や誹謗中傷です。

 

聞いてる側の人はそんなことを聞かされれば当然気分も下がり、一緒に仕事をするのが苦痛になります。けれど残念なことに、その人は本気でそう思い込んでいるため、その言ってる本人が気づかない限り難しいことです。

 

 

そしてこの「認めてもらいたい自慢系自信家」タイプのレベルアップ順にみるとこんな感じです。

 

認めてもらいたい気持ちが強い人→「自分は人と違う」

もっと強い人→「自分は才能の塊だから」

もっともっと強い人→「自分は選ばれた人間だ」

どうしようもなく強い人→「私は神だ」 

 

私は仕事柄このようなタイプに何人か遭遇しました。

 

けれど実は元をたどれば自分に自信がないことの裏返し

 

結局のところ、このように承認欲求の強い人は、自分に自信がないのです。

 

自分で自分のことを認められなかったり否定しているので、その心の穴埋めをするため、それを他人に求めるんですね。

 

なので強気なわりには寂しがりやな一面も持っています。

 

そして何より自分で自分のことを認められないのは自己肯定感が低いからなのです。

 

この自己肯定感の低い人は、とにかく他人から肯定されることを求めます。そして他人から自分を否定されることをとても嫌います。

 

この自己肯定感が低い理由には幼少期の頃に実はいろんなストレスを抱えてしまったことに原因があるんですね。それを思うと今の状態は、もともとは本人の知らないところでいつの間にか仕方なくそうなってしまったことが多いのです。

 

これはまた後日お話しいたします。

 

いずれにせよ承認欲求とは、「自分」ではなく「他人」が中心で動いています。自分に軸がないので、常に人と比べてしまいます。

 

気づく簡単な方法として、自分の足元を常にみて見ることです。なぜならほとんど気づかないうちにやってしまっているからです。

 

今の言動はどうだったかなど、客観的に記憶をまきもどし、人にどんな対応をしているか確認することです。

 

そして何より人から褒めてもらうことを望むより、自分で自信を持てるような生き方をしましょう。

 

それにどんなに求めても結局のところ他人は何もしてくれませんし、できないのですからね。

 

お読みくださりありがとうございました。以上marupoでした

 

お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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