自分の考えがあたりまえだと思っている人は進化できない

捉え方

こんにちはmarupoです

 

ひとりでボ~ッといろんな考えごとをしているとき、突然「はっ!これってただ思い込んでただけかも…」といった感じで、自分の考えに疑問をもつときがあります。

 

そんなとき「そういえば自分が勝手にそれを信じてたからいけなかったのかもしれない…」など、問題点を改めて見直したりします。

 

このように「自分があたりまえ」だと思い込んでいたことが、実は「あたりまえ」ではなかったということに気づける人は、とても賢い人です。

 

なぜなら人間は、自分の間違いや失敗を繰り返し、そこで学ぶことによって「進化」してきた生物だからです。

 

なので自分の今のあたりまえとする考えは、もしかしたら「違うかもしれない」「何かまだあるかもしれない」という疑問をもてるような人は、賢いのです。

 

逆に、自分の考えをあたりまえと信じて疑わない人もいます。

 

そのような人はどんな人なのかみてみましょう。



自分の考えをあたりまえとする人は

 

世の中にはいろんな人がいて、それぞれが違う考え方をもっています。

 

なので誰かと仲良くしていくためには、その人が自分とは違う思いをもっていても、その相手の考えや気持ちを受け入れることが大事です。

 

そのように大切な人と仲良くできる人は、自分と相手は違うということをわかったうえで受けいれているのです。

 

逆に、自分の考えを「あたりまえ」「正しい」と信じ込んでいる人は、周囲の人や大切な人に対してその考えを押し付けようとします。

 

そして相手がそのことに対して批判するようなことがあれば、「あっちの考えの方が間違っている」とこちらも批判するのです。

 

そうやって相手の意見や物事を受け入れられないのは、自らの考えに疑問をもとうとせず、自分の考えが「あたりまえ」だからなのです。

 

しかしこのような場合、人間関係にヒビが入ってしまいます。

 

しかもこれが職場の上司だったら、どんなに自分の意見を伝えようと思っても、いうことすらできません。

 

なのでそのような場合は、なんでもその上司の「言う通り」にことを進めていかないと、関係にヒビがはいってしまいます。

 

しかしこのような考え方を持つ人たちは、仕事場だけではなく、自分の身近な家庭内での人間関係などいろんなところにいたりするものです。

 

お互いに、自分は自分・人は人という考えをもっていれば、それぞれがストレスを感じることなく良い関係を続けることができるのですが、このように「自分の考えがあたりまえ」とする人と上手に付き合うには、こちらの気持ちを抑えないといけません。

 

しかし自分が生きていくためには、たとえそれがストレスでも、我慢してそこに居続けなくてはいけない場合もあるのです。

 

では、人の考えを受け入れられる人と、自分の考えを押し付ける人の違いはどこからきているのでしょうか。



 

相手の意見を受け入れられない人とは

 

自分の意見や考えがあたりまえだと思って生きている人や、そのような傾向をもつ人の多くに、自分の育った環境または今いる環境が影響していることがあります。

 

たとえば閉鎖的な地域で生まれたときからずっと変わらず過ごしていたり、小さい時からしつけの厳しい親に育てられたなどという特徴があります。

 

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また、自分の育った地元から出ることなく過ごしているような人も、ずっとその暮らしから離れることができないため、新しいことに挑戦する機会もありません。

 

そしてその家庭内や自分の環境が閉鎖的であればあるほどその傾向が強いため、その自分の範囲以外を受け入れられないのです。

 

なぜなら、そのような知らない人間や違う考えを受け入れることは、今の自分たちを変えることでもあります。

 

そのように「変わることを恐れている」気持ちは、今の自分たちの生き方を否定されるようなことかもしれません。

 

ただ歴史や文化はもちろん大事ですが、それとは違い閉鎖的な環境の中で繰り返していることを「あたりまえ」として変えようとしないことは、そこに「進化」はないのです。

 

またそのような環境の中で権力や力を持つような人がいる場合、その人が新しい意見や考えを受け入れるような賢い人であれば、そこに居る人たちも前へ進んでいけますが、自分の考えがあたりまえや押し付けるような人である場合は、現状維持または発展しにくくなっていくでしょう。



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まとめ

 

 

今の自分の生き方は自分が創っています。

 

けれどそれがどんなに「あたりまえ」だと思って今を生きていても、何か違う気持ちがわいてきたり疑問をもったなら、その場合はまず自問自答してみることです。

 

そして必要なら思い切って環境を変えてみて、違う角度から自分を見てみることも大切です。

 



 

それを選択することは、その人自身このままではなく、どこかで変わろうという気持ちの表われでもあるため、それは自身の「進化」を意味することでもあります。

 

人間がこれまで長い年月をかけて「進化」を遂げてきたのは、そのような「あたりまえ」を誰かが蹴破ってきたからなのです。

 

しかし誰もが思い込んでいるそのあたりまえを変えようとすることは、周囲から「変人」と言われたり「無駄、無理」など酷いことを言われてしまうかもしれません。

 

けれどこの世の進化があるのは、たとえ人にバカにされても、頭のおかしい奴といわれても、その人が信念を貫いてくれたおかげなのです。

 

そして時代とともに、人間の暮らしは良くなっています。

 

人が新しいことを見つけたり、未知の世界にチャレンジすることは、何かを発見するチャンスです。

 

それには、自分の考えは「あたりまえ」ではなく、常に疑問を持つことが大切です。

 

そしてそのような考えができる人は、自分だけではなく皆を幸せに導くこともできるかもしれない賢い人なのです。

 

自分の考えをあたりまえと思わない生き方は、これからずっと新しい何かを見つけて、そして時代を創っていくということに繋がって行くのでしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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