自分の運命を切りひらく力「自己効力感」を高めていく

成功

こんにちはmarupoです

 

人は誰しも、自分の運命は自分の力で切り開いていける力をもっています。

 

そのためには、自分の力を信じ、いかなる困難な状況であっても乗り切ることができる、という「信念」をもたなくてはいけません。

 

しかし、大変な危機的状況に立たされたり、目の前に立ちはだかる試練や脅威に恐れてしまったら、誰でも身動きのとれない状況へと追い込まれてしまいます。

 

ただ、もしそのような状況になったとしても、「どうにかしてこの状況を乗り切る!」という強い信念があれば、意欲や冷静な自分を取り戻し、脅威にもに立ち向かうことができるのです。

 

そんな自分の運命を自分で切り開いていけるという信念を「自己効力感」といいます。

 

そんな「自己効力感」は、自分で高めていけることができます。

 

今回は自分が成し遂げたいこと、成功への第一歩へ向かうために、自分を信じる気持ちを高めていくための方法などをいくつかみていきましょう。



 

【自己効力感を高めるためには】

 

①自分の力を自分で奪わないこと

 

まず、自分を信じるために必要なことは、「自分で自分の力や生命力を奪わない」ということです。

 

まだ何もやっていないにもかかわらず、はなから「自分に自信を持つことなんてできない…」「自分は何をやっても無駄…」など、そのような気持ちが頭にすぐ駆け巡ってしまう人がいます。

 

そのような気持ちをもってしまうのは、過去に失敗やつらい思いをした経験があったり、自分の容姿や性格が嫌だったり、家庭環境に恵まれなかったなど、そのような原因からきていることがあります。

 

実際、うつ病やひきこもりで立ち直れない、または自殺などが起こってしまう原因には、その人が何かしらの問題を抱え、自信をなくしてしまったからです。

 

問題のある家庭環境で育ったり、悪辣な意見や教育や集団など、その人の心に大きな影響を与えてしまい、「自己効力感」がうまく形成されなかった、なども原因のひとつかもしれません。

 

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ただ、どんなにつらい過去があったとしても、また他の人や誰かの心ない言葉や意見などで、自分に自信をなくしてしまったとしても、自分の本当の心の声を消してはいけない、ということです。

 

たとえ家庭や育った環境、過去のつらい経験、なにかと恵まれない境遇だったとしても、その後この「自己効力感」を手に入れ、偉大なる成功を収めた人間は山ほどいます。

 

そのような境遇でも這い上がり成功した人たちは、なにより「自分の力を信じる」という気持ちを貫いたからです。

 

それとは逆に、自分で自分の力を奪う人は「どうせ自分は…」「何をやってもダメ」「自分を信じることなんてできない…」など、自分で自分を追い込み苦しめます。

 

そうなると、どんなに自分の心の声が「成し遂げたい」と叫んでいても、そんな自分の声をかき消すような状態を自らつくってしまうので、最初の一歩を踏み出すこともできません。

 

ネガティブな思いは、さらなるネガティブな状況を引き寄せてしまいます。

 

なので、自己効力感を高めるための第一歩を突破するためには、自分で自分の力を奪わない、という気持ちをもつことからはじまります。

 



②自分も人も褒めまくる

 

よく、人から褒められたときに「いや、自分なんてたいしたことないです」などという言葉を返す人がいます。

 

これは、日本ならではの特有の文化なのか、その人が謙虚なのか、はたまた自分に自信がなくそう言ってしまうかのどれかです。

 

またそのような返事をしてしまう人は、自分に対して「ネガティブなセルフイメージ」をもっているからかもしれません。

 

意外と思われるかもしれませんが、ネガティブな人はこのような状況を自らつくりだし、それを無意識に「快適な逃げ場」として生きています。

 

そのようなネガティブなセルフイメージは、自分の自信を奪うことに繋がってしまいます。

 

そしてそれが習慣として身についている人は、どんなに人から褒められても受けいれにくいのです。

 

そんなネガティブなセルフイメージを変えるには、まず自分で自分のことを褒めることです。

 

どんな些細なことでもいいので、自分を優しく褒めてあげるという習慣を身に付け、同じようにそれを周りの人にもすることです。

 

すると今まで自分が頑張ったことに対して、30点しかつけられなかったことでも、80点以上の満足感を与えれるようになってきます。

 

自分に満足感を与える人ほど、それが自分の自信につながり、信念を貫く強さをもてるのです。

 

なので、人も自分も褒めまくる習慣を身に付けることは、自己効力感を高めるための大切な要素です。

 

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③大声で笑う

 

大声で笑うことは体にも脳にも良いと医学的にもいわれています。

 

大声で笑うと腹筋も刺激され、なにより脳や心にたまった悪いものや気持ちを吐き出すような効果もあるというのです。

 

また、実際にガンの患者にお笑い番組や漫才、落語などを定期的に見せたり聞かせて笑わせると、症状の改善が見られたというケースも出ています。

 

自己効力感を高めるためには、そんな絶大な笑顔のパワーを使わない手はありません。

 

なので積極的に笑いましょう。お笑い番組やコメディー映画でも何でもいいので、大笑いをして、心にたまった悪いものを飛ばすのです。

 

笑う門には福来る



まとめ

 

自分の運命を自分の力で切り開いていくためには、それを貫く「信念」がもっとも必要です。

 

その「信念」こそが自分のもつ「自己効力感」であり、それを高めるためには、まず①自分の力を自分で奪わないこと②自分も人も褒めまくること③大声で笑うことです。

 

それはすべて自分への自信につながっていく大切な要素だからです。

 

自分が成し遂げたいことがあったり、成功したいという気持ちを諦めたりしないためには、自分を信じる力と、それを貫く自己効力感という信念をもつことです。

 

どんなにつらい過去があったとしても、また他の人や誰かの心ない言葉や意見などで、自分に自信をなくしてしまったとしても、自分の本当の心の声を消してはいけません。

 

この世で自分の夢を実現させることができるのは、ほかの誰でもなく、まぎれもなく自分自身です。

 

その力は誰でも持つことができます。

 

自分の運命は自分で切り開いていく力を高めて、夢を叶えていきましょう。

 

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お読みくださりありがとうございました以上marupoでした



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この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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