誰かの言葉に傷つきやすくても大丈夫ラクに生きる思考

心理学講座

こんにちはmarupoです

 

誰だって人から嫌味をいわれたら、もんもんモヤモヤと嫌な気持ちになり、また心ない言葉をいわれると、悲しくて傷つくときもあります。

 

しかしそんなひどい言葉も、人によって受け止め方が違うため、同じ言葉で傷つく人もいれば傷つかない人もいるものです。

 

けれどそんな言葉をいわれたとき、どうしても傷ついてしまう、傷つきやすい自分が嫌だと思ってしまうと、逆に自分を責めてしまいがちです。

 

そこで今回のテーマはこちらです。

 

誰かの言葉に傷ついても大丈夫「人の思いはその人の勝手」

 

人から言われた酷い言葉で自分が傷ついてしまう理由

自分も他人も思うことは自由その人の勝手

 

ではこれを詳しくみていきましょう。

 


①人から言われた酷い言葉で自分が傷ついてしまう理由

 

嫌なことや酷いことを言う人はずっと言いますし、その人を変えることはできません。

 

自分が傷ついてしまうとき、親からのひどい言葉だったり、旦那または妻からの心ない言葉、他人やSNSでの中傷や上司からバカにされた言葉などいろいろあります。

 

しかしあたりまえですが、その言葉はすべてその人の思考からきています。

 

そしてこの思考は、その人の心の中で思ったことが言葉となります。

 

⇩⇩合わせてお読みください⇩⇩

思考が変われば、感情や行動も変化する

 

ただ、人が思う気持ちというのは「その人の心の中」にあるので、別の人は操作することができません。

 

要は本人が気づかない限り、他人が変えることはできないのです。

 

しかし目の前にいる相手が「自分の思った通りにならない」と思うと、その相手をどうにか自分の思った通りにしようとして、言葉を使って相手を操作し、自分の思うように変えようとします。

 

そしてそのときにでる言葉が「批判」であったり「否定」であるのですが、その言われた言葉を相手から否定されたと自身が受けとってしまうと、人は傷ついてしまうのです。

 

式に例えるとこうなります。

 

①傷つく言葉+②自分なりの受け止め方と思い込み=③心が傷つく

 

ということは①は相手ですので変えられませんが②は自分の思考なので、そこを工夫してどうにかすることで③に成立することはありません。

 

ではその方式を成立させないための方法をみていきましょう。

 

 

②自分も他人も思うことは自由でありその人の勝手

 

人がもつ思考はその人の自由、その本人が勝手にできることなのです。

 

そしてここまで話した中で一番大事なことがあるのですが、それはその人の勝手にできる自由な思考というのは、全ての人にあてはまるということです。

 

自分の言葉で相手が傷ついているということに、本人が気づくことはもちろん大事なことですが、その人が自分の思いを「あたりまえ」だとすれば、それが本人の中では正しいことでなのです。

 

なので、相手が自分の言葉でどんなに傷ついても悪いのは自分ではなく、その言葉を言わせる相手の方なのです。

 

ということは、逆にその言葉によって傷ついてしまうのも「あたりまえ」とするなら、その本人からすると自分は正しく悪いのは相手となるのです。

 

もっと簡単に言うと、前提に「自分が正しい」「自分は悪くない」という気持ちが両者あるため、どうしても相手を否定して傷つけたり、否定されたと思い込んで傷つくのです。

 

しかしこれは誰もが無意識の心の中から選択しています。

 

それぞれがもつ無意識の世界には、幼少のころからの環境や親や周囲の存在が影響しており、それが元となっていつの間にか自然と染みついた「思い方の癖」によるものです。

 

その癖こそが思い込みで、自分の気づかない無意識の部分です。



なので本当のところは、思い込みはそれぞれがもっている正義や価値観などからくるのため、それの押し付け合いが無意識にはじまってしまうと、相手を傷つけたり傷ついてしまうのです。

 

ということはその関係を成立させないためには、自分がその相手のひどい言葉がきても、それによって傷つかないことが大切です。

 

そのためには、それを受け止めないための思考の訓練が必要です。

 

思考の訓練は、これまで思い込んでいたことを変化させることです。

 

①たとえば相手が酷いようなことを言ってきた場合

⇒その人が思うことはその人の勝手。その人が思うことはその人の自由。

自分には自分の考えがあるし関係ない。

 

②そしてその言葉は、相手の勝手な思いからでているだけ

⇒なのでその人はそう思うかもしれないけど、自分がそう思わなければ良い。



これは、今までひどい言葉を心に受けとめたことが何よりの原因だったため、それをまず①の思考を使って心の中で「あなたはそう思うのね、だから何?」という感じにかわすのです。

 

そしてその言葉を、これ以上深く心に侵入させないことが大切です。

 

またその後に大事なのが②の思考を使って「自分のことを自分が良いと思うからそれでいい」と心に言い聞かせるのです。

 

これまでは相手に認められない自分を「そうじゃない!」と追いかけるから「傷ついていた」のですが、それを逆手にとってスルーするのです。

 

片方からの線がいらないのなら、その線を自分の心に巻き付けるのではなく、スッとかわすことです。

 

また、これは相手の言葉を認めることではなく、相手が思うことはその人の勝手だし、自分にだって自分の考えがある、ということを頭の中で理解することが大事なのです。

 

なので、他人はもちろん自身もそのことに気づかない限り、永遠に傷つけ傷つきあう関係をつくってしまいます。

 

そこを簡単にすぐに変えることは難しいのですが、これはまったく無理なことはなく、むしろ本人が気づきさえすれば、少しずつ変えていくことは可能でしょう。



まとめ

 

どうしても傷ついてしまう、傷つきやすい自分が嫌だと思ってしまうと、逆に自分を責めてしまいがちです。

 

しかしそんなときこそ

誰かの言葉に傷ついても大丈夫「人の思いはその人の勝手」だと自分自身に言い聞かせて思うことが大切です。

 

この思考を身につけていくように訓練していけば、状況は少しずつ変わっていき、傷つくことも減らすことができるため、徐々にラクに生きることができてきます。

 

①傷つく言葉+②自分なりの受け止め方と思い込み=③心が傷つく

 

この方程式を成立させないためには「②自分なりの受け止め方と思い込み」を変えることが大切です。

 

どんなに相手から酷いことを言われてたとしても、それは否定ではなく「ただの相手の考え方」であるため、自分さえそう思わなければ良いだけなのです。

 

相手の考えはその人のもの。相手の自由、相手の勝手。これでいいのです。

 

なので相手の言葉を深く考えて落ち込むより、相手には相手の考えがあり、また自分には自分の考えがあると思うことが、人の言葉に傷つかずに生きれるための、何より大切なことといえるでしょう。

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした





お読みくださりありがとうございました

この記事を書いた人

 

はじめましてmarupoです今年50歳です

24歳で結婚しその後二人の子宝に恵まれたが、その育児の真っ最中に「うつ病」を患い同時に体も動かすことができなくなり入院。 そんな自分をどうしても受け入れられずに苦しんでいたが、その病院の本棚で「心理学の本」と出逢い、そこから心理学の学びがはじまる。 この学びを活かして、これまで20年ほどカウンセラーとして対面や電話などでいろんな方の悩みや相談に対応し、自らサロンを開いて数年間講座などもしていた経験をもつ。

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