こんにちはmarupoです
人は何か愕然とする問題に突然直面したり、最悪に思うくらいの失敗をしてしまったら、誰だってそのとき当然落ち込むものです。
たとえば、突然おこった不慮の事故、信じてた人に裏切られた、騙された、詐欺師に合った、自然災害にあった、仕事がダメになったなど、思いもよらなかった不運なことが起こると、もう心の安定など一瞬で崩れてしまいます。
そしてそうなってしまうと、不幸のどん底に落とし込まれたような気持ちになり、絶望さえ感じてしまい
「もういや!なんで私にこんなことが起こるのー!」
「どうしてこんなタイミングでこうなるの?もう神さまなんて信じられない」
「バカヤロー、本当についていない!」
…など、嘆いたり叫びたくなるくらいの気持ちになります。
生きてると、こんな感じに考えもしない不運な出来事や、自分の運命を呪ってしまいたいくらいの酷い目にあってしまうことも時にはあります。
ただ、そこでどんなに同じような不幸な場面に遭遇しても、人によってはそのあとの考え方や思い方はそれぞれで違います。
また、特定の人だけにそんな不幸がくることはなく、いつだって誰だって不幸に見舞われることは、人間なら必ず起こるのです
しかしそこで、それを本人がどう「思うか」が、その人の運命を決めていくことでもあります。
なぜなら、人の人生とは、その人の思考で決まるからです。
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そのためには、その人の考え方や思い方次第で、いかにその不運を「幸運」に変えられるかが人生でのカギとなります。
では、今回はそんな不幸を幸運に変える術とは何か、詳しくみていきましょう。
不運は自ら選択している
世の中では「あの人は運がいいよね」と周囲に思われている人にも、実はあたりまえのように、考えられないような不幸は度々襲ってくるものです。
しかし、自分をいつも「不運」だ「自分は運が悪い」と思い込んでる人からは、それが信じられないのです。
なぜなら、運のいい人には初めから運が味方していると思い込んでいるため、自分にはそれがないからと諦めているのです。
なので、運のいい人を見ると、もともとそんな星の元に生まれてきているから、自分のような不幸な出来事は起こらないと思っていることが多いのです。
しかし、それはただ勘違いなだけで、なぜかそう思う人には、不思議とそれを頭ごなしに決めつけてることがあります。
また、「運がいい」という人は、実際に存在はしますが、しかし、そう思われるのには、ちゃんとした理由があるのです。
その理由は簡単なことで、運がいいのは、その人の「思考」が、その不運を結果的に良い方へと変えてるだけなのです。
では、同じ不幸な出来事がやってきても、不運な人と運がいい人はどこが違うのか、ここからそこを比較してみていきましょう。
もし、突然の事故にあってしまったら
たとえば、仕事で大事な急ぎの用事があったのに、途中で事故に遭遇してしまい、ケガを負って入院するはめになってしまったとします。
しかも、この仕事が上手く行けば、会社に認めてもらえるチャンスでもあったため、今回の事故はただ不幸ななだけでなく、本当に悔しい気持ちです。
そのうえ、残念ながらその仕事は、今回の事故のせいでもうダメになるかもしれません。
いつもはそんなことないかもしれませんが、もし、突然こんな出来事が自分の身に起こってしまったら、あなたならどうしますか?
答えは、やはり誰でも一時はそんな状況を嘆いて落ち込むかと思います。
突然の不運に見舞われると、誰だってどうしてもガッカリしてしまい、途方に暮れます。
その時に
「あの時にスピードを出さなかったら」
「もう少し気をつけていたら」
と、悔やんでしまいます。
これは、そう思っても仕方ないことですし、また、こんな感じにここまでは誰もが同じように思うかもしれません。
しかし、このあとが重要なのです。
この後に、その人のここからの言動次第で、その不運を「不幸」のままで終わらせる人と、不運を「幸運」に変える人に別れます。
まず、不幸のまま終わる人は、その出来事を引きずったまま、しばらくはグチをいうでしょう。
たとえば
「あ〜あ、しばらくは仕事無理だ。休まないといけない」
「その間給料も減る、あ〜ショック」
「体痛いし動けないし最悪」
「もう今回の仕事もダメになってホント立ち直れない」
など、家族や友人にグチグチと語ったりします。
そしてその人は、何よりあの時仕事のチャンスでしたので、何度もそのダメージの記憶が頭にこびりついて離れません。
するとあの時の出来事が許せず、また同じ場面で悔やんでしまい、それを頭の中で何度も繰り返してしまいます。
そして、自分のケガを見る度に、ガッカリしてしまい、それを理由にもうやる気を無くしていきます。
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一方で、そんな不運を「幸運」に変えることができる人は、この不幸な出来事をこんなふうに考えます。
たとえば
「今回は本当に最悪だったけど、これより酷い事故だったらもっと入院しなくちゃいけなかっよな」
「あのくらいですんで良かった」
「今度からは気をつけなくちゃな」
「治療が終わったら、この前受けた仕事を、ダメもとでもう一度お願いしてみよう」
これは、自分がチャンスだと思っていた仕事を、今回の不幸な出来事でダメになったなどあたりまえのようには思っていないのです。
どこかで「まだチャンスはあるかもしれない」と考えているのです。
また、はなから「諦める」ことなどは考えてはおらず、今度こそチャンスを逃さないために、同じことを繰り返さないようにしようとだけ思っています。
もちろん、会社がそれを受け入れるかどうかなどもわかりませんし、取引先もすでに別のところに頼むなどしていて、もしかするともう遅いかもしれません。
だからといって、まだわからないことに対して、何も決めつけて考えてはいないのです。
なので、その時の不運は残念ではあったのですが、それはそれでもう過去のこととして捉えることができるのです。
そして、今後や先のこと、しかもまた挑戦しようという気持ちの方に、自分の考えが向いているのです。
また動けない状況でも、運を掴める人というのは、そこに至るように今の自分で何かできることはないかなど、常に意識をそちらに向けている人が多いのです。
なので、どんな状況でもグチなどをいう暇がないのです。
また、そんな不運が起こっても、常にこのような考えをするなら、もちろん今後は同じ失敗をしないようにしようするため、何度も同じ失敗をしません。
そして、自分のやりたかったことを諦めることもしないため、今度はこうしてみようなど、先のことを考えながら、いつもアンテナを張っているのです。
しかし、これこそが不運を幸運にかえていく思考のテクニックなのです。
そうすると、不運のままそこで思考が立ち止まることもないので、ただ早くケガを治して「次はこうしてみよう」という気持ちでいられるのです。
そしてケガさえ治れば、あの時の事故も経験の学びのひとつと捉えながら、今度は上手くいくように行動します。
では、不幸を不運のままにする人と幸運に変える人の違いをまとめてみましょう。
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運のいい人は不運を幸運に変えていく・まとめ
運のいい人は、突然思いもよらない残念な出来事に遭遇しても、そんな自分を「運が悪かった」などとは思いません。
そして、たとえ周囲から「今回は運が悪かったね」など言われても「どうしてこれが運が悪いことなんだ?」と逆に跳ね返すことができます。
逆に、いつもツイてない、運がないと思い込んでる人なら、この突然の事故に対してますます「自分はなんて不幸なんだ!」「自分はいつもツイていない!」ということだけが頭にこびりついて離れないでしょう。
そして回復しても、今度は何が襲ってくるかわからない恐怖に怯え、常に命を守ることに必死になってしまいます。
一方で、運のいい人は自分の命より時間を大事にしています。
誰にでも命には限りがあります。
そのため、どうにか自分の求める人生を、少しでも早く掴んでいきたいと願いながら行動しているのです。
なので、事故に突然あったとしても別に命がなくなった訳でないなら、それ以上ケガがひどくなくて良かったという考えになるのです。
同じ事故のケガでも、もっとひどいケガをする人だって、命を落とす人だって、世の中にはたくさんいます。
そんな人に比べたら、自分は「そのくらいで済んで良かった」という感じに捉えられるのです。
また、そんなケガを負った不自由な自分を長い目(長期的)で見ることができます。
今をただ嘆くのではなく、こんな不幸な出来事も、いつか最高の結果を出すために必要なこと、不幸も糧になると信じているのです。
そして、不運をすべてプラスに捉えることができ、また不運だったと、そこにいつまでもこだわらないのです。
なにより運のいい人とは、何事も長期的な選択し、積極的な思考をもち、そして行動し、自分の大切な将来の不運を避けようと努力し続けています。
なので、自分の人生を、不運から幸運に変えたいなら、不運をプラスに捉えて、不幸が来てもクヨクヨしないでいつまでもこだわらずに、将来の夢を追いかける努力をしていくことが大切だといえるでしょう。
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