心理学講座・交流分析「構造分析(自我状態の分析)」

交流分析

テーマ

交流分析

構造分析(自我状態の分析)

 

こんにちはmarupoです

 

普段、日常生活の中で「人間関係のストレス」は誰かと関わって生きてる限り、簡単に切り離すことはできません。親だったり仕事関係だったり友人関係などなど、皆さんが何か人間関係で悩みを抱えてしまうのは、どんな感じでしょうか。

 

例えば「性格が合わない」や「うまく人間関係が築けない」など、相手にもよるのですがなかなか難しく感じるときもあるのではないでしょうか。

 

また「本当は仲良くしたいのに最後はいつもケンカのようになって人間関係がダメになる」人や「なぜかいつも同じようなことで失敗してしまう」また「相手に気を使いすぎたり、嫌われたくなくてNOと言えない」など、というような経験も人それぞれあるかもしれません。そんなときって、やっぱり落ち込んでしまいますよね。

 

そんなことが繰り返し起こると「人付き合いなんてもう嫌だ」と思ったり、またそんなことを思うのが嫌だから最初から諦めてしまったり。

 

人付き合い苦手だわ

 

ただ、もしいつも同じような人間関係での悩みを抱えてしまうのであれば、それは自分の中にある「人間関係の癖」が原因かもしれません。

 

「癖」というのは気づかないうちに出てしまいます。なのでいつの間にか関係がダメになったりするような感じでも、実は自分が持ってる癖によって起こっている場合があるのです。

 

ではところで自分のその「癖」とはいったいなんでしょうか。

 

 

癖ってなに?

 

それはその人の「偏見」や「思い込み」です。

 

それは日常であたりまえのようにパターン化してしまい、その自分の思い込みや偏見から、いつの間にか相手にイライラしたり、余計なひとことを言ってみたり、許せなかったり、そして気づくと「あ、またやってしまった~!」みたいな結果になってしまいがちなのです。

 

ただ、自分でいつの間にかその癖を持ってしまった原因はなぜでしょう。

 

たしかに思いつくのは育った環境や親の育て方など、自分がいつの間にか信じてしまっていることだったり、思い込んでしまっていることが原因です。

 

そして、その時に自分が何を一番に影響を受けたかによります。

 

今回は、いつの間にかそんな生き方の自分になってしまったことを知るため、シリーズで説明していきます。

 

第一回目は「交流分析」より「構造分析(自我状態の分析)」です。

 

こちらをはじめ次回からは「ストロークの法則」「構えの欲求(基本的構え)交流パターン分析」「ゲーム分析」「脚本分析」へと続きます。自分の中の自分を知ることは、今後の人生で生きやすい自分を見つけることでもあります。

 

ではさっそく、自分の中にはいったいどんな自分がいるのか、客観的にみて見ましょう。

 

 

交流分析

 

交流分析…人と人が交流しているときの心の状態 提唱者エリック・バーン

 

 

構造分析(自我状態の分析)

☆私の中に住む私☆

 

自我状態(今の私はどんな影響を強く受けてる?)

P…「親と同じような私」親(parent)の影響を強く受け継いだ(模倣した)思考・感情・行動

 

A…「成人の私」(adult)唯一過去の影響を受けず「今ここ」で起こっている状況に適切に直接反応している思考・感情・行動

 

C…「子どもの頃のような私」(child)自分が子供のころにしていたのと同じような反復としての思考・感情・行動

 

P「親と同じような私」C「子どものような私」はさらにこのように分類します。(Pの例えを父・母と分けてみます)

P「親と同じような私」

・CP…criticai parent・

厳格で批判的な父親のような私

 

・NP…nurturing parent・

世話好きで思いやりのある母親のような私

 

C「子どものような私」

・FC…free child・

自然な子どものように自己表現ができる私

 

・AC…adapted child・

順応的で周囲に合わせる私

 

この上記の状態をプラスとマイナスに分けてさらに詳しく解析していきます。

 

自我状態の要素・特徴 プラスな部分 マイナスな部分

 

CP厳しい私

(批判的な親)

信念や価値観・理想を持ち、それを主張する強さがある。また人に対して厳しいことが言える。

 

尊大で命令的になり、人を非難したり支配したがる。人のあら探しをしたりケチをつける。自分の価値観を押し付ける。

 

NP優しい私

(援助的な親)

思いやりがあり寛大で保護的、世話好きである。親切で優しく進んで援助し、親身になって面倒を見る。

 

何とかしてあげようという気持ちが強く、過保護やお節介になったり、相手の自立を妨げる。黙ってみていられず、つい手を出してしまう。

 

A考える私

(理性的な大人)

現実的・合理的で地に足がついている。現時点での事実に基づいてデータを収集し、効率的な計画から冷静・理論的に判断する。

 

損得に敏感で計算ずくで打算的である。コンピューター的で人間味に乏しく、現実対応中心で夢がない。考えすぎて行動が伴わない。

 

FC自由な私

 (自由な子ども) 

何かに縛られることがなく、自然な感情を明るくのびのびと自由に表現できる。自分の欲求に素直に生きることを楽しみ、無邪気で人間味に富んでいる。

 

自分中心で、自分の欲求を満足させようと、相手に対して幼稚な振る舞いの印象を与える。わがまま・自分勝手で自分の感情に振り回されやすい。

 

AC合わせる私

(順応的な子ども)

他人を尊重し、相手に配慮し、優先させ、協調的である。集団の輪を大事にし、自分を抑えてでも周りに合わせたり、期待に応えようとする。

 

自分の気持ちを抑えて、他人に合わせようとする。なので対人関係にストレスや疲れをためやすい。評価を気にしすぎて嫌なことも素直に言えない。我慢の限界になると、かんしゃくを起こす。

 

 

今回は交流分析での構造分析(自我状態)の分析を説明しました。人間のタイプというのは、これが組み合わさってできています。

 

そして中でも一番影響を受けている自分はどの状態なのかを知ることで、自分の知らない自分を見つけることができるのです。本気で詳しく知りたい場合はエゴグラム診断をするのがよいでしょう。

 

交流分析では、そんな人間関係の癖を発見できる心理学でもあります。そんな自分の癖を発見し、そこから改善できたり、またこれまでとは違った気持ちに気づけるかもしれません。

 

次回は「ストロークの法則」です。ストロークとは人と人とのふれ合いを意味します。このやり取りの中で人は自分なりの思いや感情を確定していきます。そのストロークについて詳しく説明していきたいと思います。

心理学講座・交流分析「ストロークの法則」

 

お読みくださりありがとうございました以上marupoでした

 

タイトルとURLをコピーしました